購入後1年が経過したので「一戸建ては無駄」と向き合ってみた

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この記事の内容
  • 戸建てを買うのは間違いか
  • 世間の「戸建て」に対する風潮について
  • 実際に家を建ててみて感じたこと

将来的なマネープランを立てるにあたり家を購入するかどうか問題には誰しもが行き当たります。

この際、「この時代に戸建を買うのはアホ」「無計画」という辛辣な意見を聞く事も少なくありません。

本記事ではそんな葛藤を乗り越えながら戸建を購入し、早1年が経過しようとしている筆者の正直な感想などについてお伝えいたします。

既に購入している方、将来購入を検討している方は是非一度ご覧ください。

目次

戸建購入の経緯

僕が戸建の購入を真剣に検討し始めたのは2021年の夏から秋ごろでした。

この年は若干大きめな税制改正が発表され、住宅ローン控除や住まい給付金といった戸建購入者に対する金融施策にたいしてテコ入れ(改悪)がなされました。

結婚当初は2DKのアパートで生活しており、特に生活への不満は抱いていなかったものの、戸建に対する漠然とした憧れのようなものはありました。

そのような中で上記の税制改正が発表され、なんとなく「今建てなきゃ損するかも」という気持ちに。

あざらし

Amazonでセールが開催された時に普段買うか買うまいか悩んでいる商品が値引きされて思わずポチってしまうような現象のヤバいバージョン。

おそらく人生1度きりであろう「家」をそのようなキッカケに基づいて購入して良いものかは疑問ですが、とにかくそんな感じで住宅購入への道へと足を踏み出したわけです。

世間の風潮

  • 初期費用高すぎ
  • 隣人ガチャしんどい
  • メンテナンス費用掛かりそう

戸建住宅反対派の意見として結構多く見受けられるのが上記のような意見。

戸建vs賃貸論争は激化の一途を辿っていましたが、景気の悪化とともに「賃貸派」が多くなっているように感じられます。

実際家の購入を検討し始めると、「ローンを組む際は購入価格の◯割程度現金を用意しておいた方が良い」とか、「設備系は経年劣化ですぐ脆くなるのでメンテナンス日等ランニングコストがかかる」というような意見もちらほら耳に入るようになります。

このほか、純粋にローンを支払い続ける事に対する不安や、「日本では持ち家が資産になることは無い。買った瞬間目減りしていく」など不安を煽る文言にグサグサと追いやられます。

これらの意見も正論ではあると思いますが、実際自分が家を購入した際頭金は入れていませんし、普通に家族で暮らしていくことを想定した時に「将来高く売れるかどうか」なんて気にはしません。

自分のQOLを上げるためどこに重点を置くかも大切な要素なのではないでしょうか。

旅行や日々の外出なんかに重点を置く場合は賃貸で十分満足できると思いますし、僕のように休みの日はなるべく家で過ごしたいマンであればより快適な住環境に身を置くことで確実にQOLの向上が望めます。

購入してみて

実際購入してみて、世間一般で言われているようなデメリットは今のところ感じておりません。

月々の支払額が多少上昇していたり、広くなった分掃除が若干面倒だと思う事も確かにありますが、それ以上に日々自宅で過ごす中で得られる満足感の方が上回っています。

月々支払額の変化
  • 購入前(家賃):約74,000
  • 購入後(ローン):約77,000円

偶然にも子供が生まれるタイミングと家の引き渡し時期がほぼ同じだったので、子育ては初めから一軒家で行うことが出来ており、その辺も非常に助かったなあと実感。

才川

割と田舎の家なので隣家との距離もある程度あり、日中のぐずりや夜泣きなどが長引いた時でも気兼ねなくあやしていられます。

以前住んでいたアパートはそれなりの防音性能を有していたものの、隣の部屋や向いのアパートから子供の泣き声が聞こえる事はしばしばありました。

生活に支障きたすレベルでもなく気にしてはいませんでしたが、そういうのっていざ当事者になった場合は気を使いそうですよね。

自分の書斎を持てたのも最高だし、時間を気にすることなくテレビや映画を大音量で楽しめる(子育て中は自粛)のも最高です。

あざらし

将来的には猫を飼うのも楽しみ。

こういう満足感的な尺度は数値化することが難しく、建築費に予算をかけるほど幸福になれるかと言われればなんとも言えません。

住宅を購入する際はその辺のバランスも考え、自分や家族が本当に必要としている部分に焦点を当て最小限の予算で最大の満足感を得られるようなコスパの高い家づくりを目指すのが良いのではないでしょうか。

まとめ

以上、今回は一戸建てを購入する事の是非についてつらつらとお伝えしました。

住宅購入は間違いなく大きな買い物で、人生を左右する決断が迫られます。

才川

ローン完済までの道のりはまだまだ果てしないですが、今のところ非常に満足しています。

新しいものを購入する際は良い想像ばかり抱きがちなので、一度購入の方向へ足を踏み切ると勢いに乗って判断力も低下し易くなります。

家の購入には賛成ですが、検討する前の段階で「自分がこれから生きていく上で何を重視するか」についてもう一度よく振り返ってみる事で解像度を一段階上げることができますよ。

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