4Kモニターで27インチは意味がない?使用用途に合わせた最適な選び方まとめ

  • URLをコピーしました!

※このページには広告が含まれています。

ひと昔前までは高価だった4Kモニターも現在はかなり普及してきておりまして、ゲーム用途、作業用途問わず人気があります。

モニターの購入を検討するにあたり最も悩む部分はサイズ感だと思われますが、4Kモニターを検討する上でこのサイズ問題は結構重要。

本記事では、「27インチサイズで4Kモニターは意味ないのか」問題について考えてみたいと思います。

気になった方、購入を検討している方は是非一度ご覧ください。

4Kモニターなら32インチもオススメ
目次

4Kモニターのメリットをおさらい

4Kモニターは解像度が3840×2160ピクセルのディスプレイを指しており、これまで一般的に使われていたフルHD(1920×1080ピクセル)の約4倍の情報量を表示できます。

これにより得られるメリットは下記のとおり。

  1. 高精細:4Kモニターでは画像や映像の表現がよりきめ細かに、かつシャープになります。細部までくっきり見えるため、グラフィックデザインや写真編集、映像制作などクリエイティブな作業に適しています。
  2. 作業領域の広さ:3840×2160ピクセルの高解像度により、一度に表示できる情報量はFHDの4倍。複数のウィンドウを同時に開きながらの作業も容易なので、生産性向上につながります

27インチで使用する4Kモニターは意味がないのか

「画質がキレイならサイコーじゃん」となりそうですが、一概にそうとは言えません。

その理由として以下の3点が挙げられます。

  • 視認性の問題
  • コスパの問題
  • 使用用途の問題

視認性の問題

モニターサイズが27インチの場合、4K解像度での表示時に文字やアイコンがかなり小さくなります。

高精細なのでモニターに顔を近づければ読めますが、長時間の作業では目の疲れや肩こりにつながります。

これを回避する手段として表示スケーリングを調整(QHDやFHDに解像度を落とす)する方法もありますが、この場合4Kモニタを選択するメリットが薄れてしまうんですよね。

コスパの問題

黎明期より価格が落ち着いたとはいえ、4Kモニタのほうが通常のFHDモニタより高価。

先ほど表示スケールについて触れましたが、27インチサイズではFHDやQHD(2560×1440)の方がちょうど良かったりします。

QHDは最近流行り始めた印象で、FHDと4Kの中間に位置する解像度。小さすぎず大きすぎない27インチサイズにはピッタリなサイズとも言えますね。

使用用途の問題

コスパにも関連しますが、27インチの4Kモニターを最大限活用しようと考えた際のシチュエーションは結構限られます。

「動画編集」、「DTM」、「ゲーム(RPGやアドベンチャーメイン)」、「3Dモデリング」 クリエイティブ系の用途であれば表示領域の広さがアドバンテージになりやすいんですが、ウェブ閲覧やオフィス系作業がメインの場合結構持て余すことが多いんですよね。

才川

ウィンドウを複数展開して作業する際には結構捗るので使用頻度にもよります。

また、現代における動画配信系サブスクの主流はまだまだFHD画質。

ネットフリックスやAmazonプライムなど近年の王道とも言える動画配信サービスでは4K作品もいくつか配信されているものの、その多くは未だFHDが占めています。

特にアニメ系はFHDばかりですし、画質自体もそれで十分満足できてしまうんですよね。

このように鑑賞系メインで考えた場合にも、よほどのこだわりがなければFHD〜QHDで十分かもしれません。

QHDモニターも選択肢の一つ

前段で挙げたような27インチの4Kモニターを使用した際に起こり得る「持て余し感」を回避する選択肢として、「QHDモニター」が存在します。

あざらし

QHDの解像度は2560×1440ピクセル

種類ごとの解像度比較

  • 4K→3840×2160ピクセル
  • QHD→2560×1440ピクセル
  • FHD→1920×1080ピクセル

QHDモニターの特徴をまとめると下記のとおり。

  • 視認性十分:QHDはFHHDよりも高解像度でありながら、4K表示時のように文字が小さくなりすぎることがないため視認性もよく、目の疲労軽減につながります。
  • コスパが高い:QHDモニターは4Kモニターよりも価格が抑えられており、コスパの高さが期待できます。ネットサーフィンやテキストベースの作業が多い方にはちょうど良いですね。
  • 汎用性が高い:QHDモニターはクリエイティブ作業からゲーム、オフィス作業まで幅広く対応可能。4Kモニターと比較して廉価でもリフレッシュレートが高い製品が多く、競技製の高いゲームをプレイする場合にも重宝します。

このように、4Kモニターに比べ若干表示領域で劣る部分はあるものの、汎用性とコスパの高さを兼ね備えた解像度が魅力といえます。

オススメのQHDモニタ

まとめ

以上、今回は「27インチの4Kモニターは意味がないのか」についてお伝えいたしました。

4Kモニターは今後もどんどん普及すると考えられますが、使用用途次第では持て余してしまう可能性もあります。

27インチサイズ以下であればFHDやQHD画質でも十分満足できる可能性があるので、購入の際にはぜひ慎重に考えてみましょう。

「クリエイティブ用途でバリバリ使い倒したい!」という方はこちらの記事も参考にしてみてください。

この記事があなたの最適なモニター選びに繋がれば幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

是非シェアをお願いします
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次