PS5はウルトラワイドモニターでプレイ可能?実際に試してみた。

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この記事でわかる事
  • PS5をウルトラワイドモニターでプレイすることは可能?
  • 解像度に違和感は?
  • 実際にゲームをプレイした感想が知りたい

本記事では、「PS5はウルトラワイドモニターでプレイできるのか」について掘り下げて検証しています。

気になった方はぜひ最後までご覧ください。

Switchで検証した記事はこちら。

目次

ウルトラワイドモニターはPS5でプレイ可能?

とりあえず結論から。

PS5をウルトラワイドモニターでプレイすることは可能です。ただし、モニターの解像度に対して最適化はされませんでした。

どういう事かと言いますと、今回使用したウルトラワイドモニターの解像度は「3840*1440ピクセル」で、いわゆるUWQHDというヤツですね。

これに対し、PS5が対応する解像度は以下のとおり。

  • 720p(HD、1280×720ピクセル/プログレッシブ投影)
  • 1080i(フルHD、1920×1080ピクセル/インターレース投影)
  • 1080p(フルHD、1920×1080ピクセル/プログレッシブ投影)
  • 1440p(QHD、2560×1440ピクセル)
  • 2160p(4K、3840×2160ピクセル/プログレッシブ投影)

はい、ご覧のとおりウルトラワイドモニターの解像度にピッタリ収まる解像度は備えられておりません。

才川

緑色の線で示している「1440p」は一番近い解像度になるんですが、それでも若干足りていませんね。

この1440pは2022年9月のファームウェアアップデートにて実装されたんですが、このアップデート発表当初は「1440p=UWQHD」だと思い込んでおり、謎に大手を振って喜んでいた記憶があります。(そして現実を知って落ち込んだ記憶もあります。)

ここでいう1440pについては、通常の16:9サイズのモニターの画素がギュッと凝縮され、FHD画質よりきめ細かい解像度での表現が可能になったことを示しているわけですね。

あざらし

「4k」と「FHD」の間に位置しているイメージ。

PS5の対応解像度について

PS5はUWQHDに最適化されない

上段で示したとおり、ウルトラワイドモニターの画面比率は3840*1440となっているわけですが、PS5はこの解像度にピッタリとは対応しておりません。

1440p対応の発表がなされた当初、早速PS5をウルトラワイドモニターに接続し試してみたものの、ディスプレイ設定画面には「お使いの機器は1440p出力に対応していません」の文字が映し出されました。

諦めきれない僕はここで示された「お使いの機器」はHDMI端子を指しているのではないかと考え、何種類か試したものの結果は同じ。

DPケーブルなら出力できるのではと考え、「HDMI→DP」への変換ケーブルを購入して試してみました。結果的にはこれもうまく行かず、DPケーブル自体は認識されるものの、やはり1440pには非対応である旨お知らせ表示されるのみでした。

ただ、この変換器のレビュー欄には「エイサー製モニター+この変換器でPS5でのワイドモニタ出力ができた」旨記載されていたため、やはりモニター次第では希望があるのかもしれません。(誰か試してみてください)

それでもウルトラワイドモニターでPS5のプレイ自体は可能

あざらし

とはいえ、「1440pには非対応」であったものの、画面出力自体は可能。

ウルトラワイドモニターを使用してアマプラやYoutubeで動画視聴する場合、画面両端に黒色の帯が表示されます。

才川

PS5で出力する場合その帯は表示されず、単純に引き延ばした表示がなされます。

初めの印象としては引き伸ばされた分ややのっぺり感を感じるものの、帯がある時よりは臨場感を得ることが可能。

RPGやアクションなど、当たり判定に対してそれほどシビアにならなくて良いゲームであれば普通に楽しめます。

才川

一方、FPSなど詳細なエイムが求められるようなゲームをプレイする際は若干違和感を感じます。

照準の形や、目標物(敵プレイヤーやオブジェクト)の形が引き伸ばされるため、16:9の画角に慣れ親しんでいる程射撃時の誤差が生じる恐れがあります。

ただ、そもそも34インチという画面サイズ自体がFPSガチ勢の方には向いていないため、ここについてはそこまでシビアに考える必要はないのかもしれません。

実際にゲームをプレイ

とりあえず今回はFF16の体験版をプレイしてみました。

遠くの景色や建物を眺める際は広角感があってもそれほど違和感を感じません。

これに対し、キャラクターへ寄り気味となるカメラワークでは体全体が割と膨らんでるように見えますね。

メニュー画面や各項目の文字についてはこんな感じ。

それほど読みづらさ、引き伸ばされてる感はありません。

戦闘に移ってみるとアクションに夢中になるからか、さらに違和感が薄れてきます。

「敵の表示も不自然な感じになって没入感が減るのでは」といった心配もしていましたがそれは杞憂で、むしろ視野角一杯に広がるモニター画面によって臨場感は上がっているように思えます。

Nintendo Switchでプレイした時の方がまだ違和感を覚えやすかった印象があります。同じ非対応機種同士でも微妙に差があるのでしょうか。

さらに言えば同じPS5同士でも、プレイするソフトウェアの作りによって感じ方に違いが生まれそうですね。

FFシリーズのように綺麗なグラフィックだと、引き伸ばしの違和感よりも画質の綺麗さによる没入感の方が上回るためそれほど不快に感じないのかもしれません。

まとめ

以上、今回は「PS5をウルトラワイドモニターでプレイすることは可能なのか」についてお伝えいたしました。

この記事のまとめ
  • PS5をウルトラワイドモニターでプレイすることは可能
  • 3840×1440ピクセルの解像度にはならないため、引き伸ばされた映像になる
  • とはいえ、RPGやアクション系のゲームであれば割と慣れる

シビアな操作性や当たり判定を必要としないアクションゲーやRPGではそれほど大きな弊害とはなりませんが、FPSなど細かな操作、調整を必要とするゲームの場合にはやりにくさを感じるかもしれません。

ワイドモニターの画角をフルに活かしてゲームを楽しみたいのであればガレリアのゲーミングPCもおすすめです。

一段上の没入感を試してみたい方はそちらも是非一度チェックしてみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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