ゲーミングノートで実際に快適なゲームプレイは可能?色々なジャンルで試してみた

  • URLをコピーしました!

※このページには広告が含まれています。

この記事でわかる事
  • ゲーミングノートPCで快適に遊べるゲームはどんなジャンル?
  • 高画質でも快適に遊べる?
  • 外部モニター接続時の動作性能は?

こういった疑問をお持ちのあなたへ。

本記事では、ドスパラから販売されているゲーミングノートPC「GALLERIA RM7C-R45」を使用して色々なジャンルのゲームをプレイしてみた感想についてお伝えしています。

実際にプレイしてみて感じたのは以下のとおり。

  • 大体どのジャンルのゲームもFHD144hzで快適に遊べる
  • 4k&144hzはちょっと厳しい
  • 総じてファンの音が結構気になる

プレイするゲームによってもPCに掛かる負荷は異なってくるため、この記事をご覧のあなたがプレイしたいゲームに近いジャンルのものがあれば是非参考にしてみてください。

目次

ゲーミングノートPCでプレイしてみたゲーム

今回検証に使用したゲーミングノートPCはドスパラから販売されている「GALLERIA RM7C-R45

詳細なレビューはこちらをどうぞ

今回ゲーミングノートPCでプレイしたゲームは以下のとおり。

今回プレイしてみたゲーム
  • OW2
  • APEX Legends
  • BF5
  • テイルズオブアライズ
  • マインクラフト
  • ARK

継続的に高度な画像処理が必要となるFPS、高精細なグラフィックが楽しめるRPG、アドベンチャーなどゲーミングPCを購入した方なら誰しもが一度はプレイするであろう作品で遊んでみました。

ゲーミングノートPCで各ゲームのプレイレビュー

冒頭でも述べたとおり、ゲーミングノートPCは通常のノートPCと比較して高性能なグラフィックボードが搭載されています。

グラフィックボードについて

  • GPU(Graphic Processing Unit)と呼ばれる半導体チップを搭載したパーツの総称。画像処理を専門に行うため、映像の移り変わりが激しいゲームのプレイ時にもPCへの負荷を軽減できる。

一般的なノートPCではゲームプレイを想定していないため、そもそもGPU自体を搭載していないこともあります。

そのような事情もあり、高度なグラボを積んだゲーミングノートPCでは高負荷が掛かりやすいゲームプレイにも耐えうる性能を有しているわけですね。

そんなゲーミングノートPC「GALLERIA RM7C-R45」を使用して実際にさまざまなゲームをプレイしてみた感想をご紹介して参ります。

リフレッシュレートの検証について
  • FHD,144Hzでの検証→ノートPC「GALLERIA RM7C-R45」備付画面&外部モニタ
  • 4K,144Hzでの検証→外部モニタ

今回使用したゲーミングモニタのディスプレイ表示性能は「FHD,144Hz」が上限であるため、これを上回る4K144Hzでの検証は普段使用している外部モニタ「INNOCN 32M2V」にて行っています。

この外部モニタの詳しいレビューについては別記事でも紹介していますので、気になる方は是非そちらもご覧ください。

OW2

まずはOW2の検証から。

このゲームはPS4時代を含めて累計1200時間以上もプレイしています。

あざらし

結構ゾッとする数字

なのでキャラの操作感、各種ルールをプレイした際の違和感などには気づきやすいはず。

早速試してみましょう。

FHD,144hzでプレイ

メニュー画面のビデオ設定から解像度とリフレッシュレートを選択できます。

敵味方が入り乱れやすいコントロール、ペーロードなど各ルールで遊んでみましたが、総じて快適にプレイすることができます。

乱戦時に全員がウルトをぶっ放しまくった際には若干画面の動きが鈍くなる瞬間はありましたが、気になる瞬間はそれぐらいで、通常のプレイに大きな影響を与えるレベルではありません。

1チーム6人制だったQW1に比べ、OW2では1チーム5人制に変更されたため、この辺が影響して若干軽くなっているのでしょうか。

4K,144HZでプレイ

FHDでは快適にプレイできていたものの、4K、144hzではカクツキが目立つようになりました。

画質は綺麗に表示されていたものの、照準を動かした際の残像感はかなりのもので、明らかなリフレッシュレートの低下を感じます。

当然ながら解像度は非常に高い。

ゲーミングPCでしばらく遊んでから家庭用ゲーム機に戻って同じソフトをプレイした時のような、高価な低遅延ゲーミングモニターから液晶テレビに変更した時のような、そんな違和感を覚えました。

一応操作自体は可能なんですが、上手い見方や敵に食らいついてプレイできるかと問われればNOと言えます。

APEX

FHD,144hzでプレイ

射撃訓練場、クイックマッチにて検証。

初期設定ではOW2プレイ時よりもやや重さを感じました。

これに対応してメニュー画面のビデオ設定からディティールなどの各画質設定を低レベルまで落としてみたところ、滑らかな動きでプレイすることができました。

低画質設定でのプレイはミドル価格帯のデスクトップゲーミングPCでも行われるので、普通にプレイできるというポイントで見れば及第点といえます。

4K,144HZでプレイ

OW2と同様、4kでのプレイではかなりカクツキを感じました。

画質を全て「最低」に落とした状態でもこのカクカク感が改善されることはなく、マトモにプレイすることはできません。

仮にこの状態でプレイできたとしても、せっかく4Kに切り替えて最低画質にしている行為が矛盾を感じますね。

そして画面のカクカク感もさることながら、4Kに設定した瞬間から非常に大きな排気音が鳴っていました。

画像処理がPCへどれだけの負荷を掛けているのかが垣間見えます。

BF2042

発売と同時にゲームシステムに対する苦情が殺到しまくり、リリース後間も無く値下がりを繰り返した悲しき作品。

個人的にこのBFシリーズは結構好きでPS3、PS4と多くの時代を経てプレイしてきたんですが、今作の荒れ具合はなかなかエモい気持ちにさせられました。

とはいえ100人を超えるプレイヤーが一度に集まる「コンクエスト」などのルールは今回のような検証にマッチしている気がしたので、久しぶりに起動させてみました。

FHD,144hzでプレイ

上段で紹介した「コンクエスト」モードで何度かプレイ。

同時接続数が多いため多少心配はあったものの、意外と快適にプレイすることができました。

ただし敵と味方が密集しやすい戦場まで近づいてみると多少処理落ちを感じます。

このほか、「チームサバイバル」モードもプレイ。同時接続数はコンクエストより少ないものの、より敵味方が1箇所に集まりやすく、投げ物も飛び交いまくっていたため若干の重さは感じました。

ここでいう重さも常時ではなく投げ物等などが乱発された際に起きる一過性のものなので、プレイ全体を通してみればさほど大きな問題ではありません。

4K,144HZでプレイ

こちらもこれまで紹介したFPSと同様、かなりのカクつきを感じました。

照準を動かした時だけでなく走って移動する際の挙動にも影響を及ぼしていたので、快適な動作とはいえませんね。

テイルズオブアライズ

Steamにて体験版をインストールしてみました。

このゲームはPS5で製品版を購入しており、非常に綺麗なグラフィック、派手ながら毎回飽きることのない戦闘演出など、非常に良ゲーです。

MacBookでWindowsOSを使用できる「paralle desktop」を使用してSteam版テイルズオブアライズをプレイしてみたことがあったのですが、その際はかなり重たい動作感だったので、その辺とも比べてみたいと思います。

FHD,144hzでプレイ

まずはFHD144hzでのプレイ。

GALLERIA RM7C-R45に内蔵されているディスプレイでも十分に綺麗なグラフィックが楽しめます。

Mac bookでプレイした際はフィールド上でキャラクターを操作、散策している時点でかなり処理落ちが発生していたんですが、ガレリアの場合は非常にサクサク動いてくれます

戦闘シーンにおいてもその快適さは変わらず、派手なエフェクトの技を連発しても処理落ちが発生することはありませんでした。

味方のCPUと技のエフェクトが複数重なるような場合でも難なく動作しており、画像処理性能の高さが伺えます。

4K,144HZでプレイ

こちらも4Kでの動作は厳しそう。

写真ではわかりづらいですが、フィールドを移動するだけでもかなりの遅延、残像感があります。

先頭になるとさらに顕著に処理落ちが発生しました。

マインクラフト(java Edition)

今回の検証で密かに楽しみにしていたのがこの作品。

普通にプレイする分にはそれほど大きな負荷がかからないため、「TNT爆弾をありったけ敷き詰めて爆破させる」

という比較的ニッチな方法で試してみました。

「fill」コマンドを使用して2万発前後のTNTを解き放って検証しています。

単純に見ていて面白い部分もあるんですが、TNT爆発時に起きる画面負荷はそれなりにあるため、画像処理性能を試すような場合には結構色々な知見が得られるような気がするんですよね。

FHD,144hzでプレイ

今回はMODを入れたプレイをしていないため、この作品では画質よりは処理速度重視で検証していきます。

よってテストするのはFHD144hzのみ。

TNT100個

手始めに100個のTNTを敷き詰めてみます。

豪快な爆破音と共に四方に飛び散るTNT。

これくらいならまだまだ余裕はあるようで、爆破音とエフェクト、TNTが四方に飛んでいく様子もしっかり表現されています。

TNT1000個

次は10倍の1000個。

まだまだいけそうですね。

TNT20000個

さらに20倍、20,0000個で試してみます。

これは相当キツそう。

「バーン」という爆破音からやや遅れてTNTが飛び散っていく様が映し出されます。

そこかしこで爆破音は聞こえるものの、見えているのはたまにいきなり発生する煙のエフェクトのみ。

この状態の中ではプレイヤーの操作自体かなりカクカクしています。

しばらくこれを繰り返したあと、周辺のブロックにいきなり穴が空きました。

一度に呼び出せる上限約32,000個でも似たような結果となりました。

TNT10万個

最後にTNT10万個で試してみました。

32,000個を3回に分けて出力。

このレベルになってくると、爆発させる以前にブロックを呼び出す段階で処理落ちが発生。

時間を掛けて10万個呼び出してみましたが、着火した瞬間フリーズしました。

ARK

原始時代のような孤島で生き延びるため、原生生物(恐竜など)と争い、もしくは共存し、食糧や寝床を確保しながら生活するサバイバルゲー。

体調管理の概念がリアルでもあり結構面倒なんですが、マイクラ同様一度ハマるとかなり沼るスルメゲーです。

アドベンチャーやサバイバルゲーの場合、キャラクターの質感、川を流れる水や生い茂る葉のディティールなど、グラフィック性能の向上とプレイ体験の満足度が比例しやすいですよね。

FHD,144hzでプレイ

まずは適当なサーバーに入ってFHD144hzの性能をテスト。

リスポンから軽く周囲を散策してみましたが、その時点で結構カクカクしています。

ホスト側の回線に問題がある可能性もあるので、いくつか違う部屋を試してみたものの、結果はやはり同じでした。

解像度(1920*1080以下に設定)や画質設定を下げてみたところ通常どおりプレイできるようになったため、この作品は全体的に負荷が掛かりやすくなっているのかもしれません。

4K,144HZでプレイ

一応4K画質でもプレイしてみましたが、かなりの処理落ちが発生。

ノートPCの排気音もかなり大きめになっており、かなり負荷が掛かっている様子でした。

やっぱりアドベンチャーやオープンワールド系はグラボやメモリガンガン積まないと厳しそうですねえ・・・。

複数のゲームをプレイした感想

ここまで、さまざまなゲームをプレイしてきた感想についてお伝えしてきました。

ここからは、実際にプレイしてみて気づいた点について振り返ってみたいと思います。

ゲーミングノートPCのみでプレイ

まずはゲーミングノートPCだけで完結させる場合。

今回使用した「GALLERIA RM7C-R45」のスペックについては冒頭でもお伝えしましたが、内蔵ディスプレイの解像度、リフレッシュレートは、通常のゲームプレイにおいて満足できるものとなっています。

明るさ、クッキリ感のどちらも充実しており、たいていのゲームは十分楽しめます。

ただし画面自体の大きさにはどうしても物足りなさを感じてしまいました。

普段使用しているのが32インチのモニタだからかもしれませんが、それにしてもゲームプレイ時にはある程度の画面サイズが欲しいところ。

例えばFPSプレイ時の最適サイズは24インチ前後と言われています。

GALLERIA RM7C-R45」のディスプレイ(14インチ)でもプレイしているうちに慣れないことはありませんが、多少競技制を求めるのであればこの辺がネックになってくるのではないでしょうか。

さらにもう1点ハード面での不満を挙げると、キーボードの使用感があります。

「ノートPC」である以上これについてはどうしようもない気がするんですが、画面の直下にキーボードが配置されており、当然この位置は固定です。

デスクトップPCであればキーボードは好きな位置に動かせるため、自分の好きなポジションでゲームをプレイすることができます。

外付けマウスは自由なポジションを取ることができますが、外付けキーボードの場合ある程度置き場所が制限されるほか、携帯性も悪いんですよね。

このような観点から、キーボードを意識した場合外部モニタの使用が前提となってくるわけですが、そうなると今度は「ノートPC」を選択する理由がボヤけてしまいます。

この辺はある程度慣れの部分があるかもしれませんが、現状触ってみた感じでは競技性の高いゲームでは若干操作難易度の高さを感じてしまいました。

外部モニタに接続してプレイ

ゲーミングノートPCには外部出力用のHDMI端子、Thunderbolt端子が搭載されています。

これらを外部接続用のモニタに繋げることでノートPCの映像を外部モニタに出力できるわけですが、ゲーミングノートPCとモニターの画面性能にどれだけの差があるかが重要なポイントになってきます。

今回使用したゲーミングノートPCと、普段僕が使っている外部モニターの画面性能は以下のとおり。

  • 外部モニタ:最大4k,144hz
  • ゲーミングノートPC内蔵モニタ:最大FHD,144hz

上段でもすこし触れましたが、現在使用している外部ディスプレイは「INNOCN 32M2V」で、HDR1000かつ最大144hz出力かつ4k解像度での表現が可能なモリモリスペックのデバイスとなっています。

4kで144hz出そうと思うとかなりのスペックが要求され、今回使用したゲーミングノートPCではどのゲームにおいてもプレイするには厳しいと感じました。

ちなみに、今回は外部モニター側の画面性能がノートPCの性能を上回るため問題ありませんが、逆の場合にはボトルネックが発生するため注意しましょう。

例えば外部モニター側がFHD,60hzまでしか出せない場合、144Hz出せる高性能ノートPCだったとしても接続時には外部モニター側の性能に引っ張られることになります。

ゲーミングノートPCと外部モニターを併用する場合は、お互いのスペックに合わせて過不足のない選択を行うようにしましょう。

まとめ

以上、今回はガレリアのゲーミングノートPC「GALLERIA RM7C-R45」で様々なジャンルのゲームをプレイしてみた感想についてお伝えいたしました。

今回のまとめ
  • ゲーミングノートPCでも144hzで快適なプレイは可能
  • 4k画質でのプレイは結構厳しい
  • いずれの場合も排気音がかなり大きい(うるさめ)

FHD,144hzでのプレイはどのゲームでも快適にプレイできましたが、どの作品をプレイしても排気音の大きさが気になりました。

ただ、これは密閉型のヘッドセットやイヤホンを使用することで一応解決が可能。

装着するのが苦手でない方はぜひそちらも合わせて購入することをオススメします。

同価格帯で比較した場合、性能面ではデスクトップ型のゲーミングPCに軍配が上がります。

「ゲームオンリー。ゲームが9割」という使用用途というより、「ゲーム用途は4〜5割くらい、ちょっと性能の高いクリエイティブPCとして」 的な使用で考えている方には今回紹介したようなノート型ゲーミングPCも非常にオススメできます。

気になった方は是非一度チェックしてみてください。

是非シェアをお願いします
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次