ウルトラワイドモニターにもデメリットはある?後悔しないためのポイントまとめ
- ウルトラワイドモニターの購入を検討している
- 作業効率の上がるモニターを探している
- デュアルモニターとの違いは?
こういった考えをお持ちのあなたへ。
本記事では、ウルトラワイドモニターを使用する際のメリット、デメリットについてまとめています。
- ウルトラワイドモニターを使用するメリット・デメリットについて
- ウルトラワイドモニターでどの程度作業効率が上がるのか
- デュアルモニターとの使用感の違い
筆者自身、ウルトラワイド(+湾曲)モニターを使用してこの記事を書いています。
使用し初めて1年ほど経過し、良いところとイマイチなところが見えてきたので、それぞれ実際の使用感をお伝えいたします。
是非最後までご覧ください。
湾曲の使用感についてはこちらをチェック
メリット | デメリット |
---|---|
大画面でもスッキリした印象 複数のタスクを同時にこなせる 動画編集やDTMのタイムラインが見やすい ゲームや映画の臨場感が上がる | 大きめの机が必要 視聴距離を確保する必要がある 割高感がある |
ウルトラワイドモニターのメリット
大画面でもスッキリした印象
大画面のモニターをデスク上に配置すると、圧迫感を感じてしまう場合があります。
ウルトラワイドモニターは形状が横長であるため、上下の視界が開けた見た目に。
僕が使用しているモニターは34インチのサイズですが、机の真ん中に鎮座させてもスッキリとまとまった印象に収まっています。
複数のタスクを同時にこなせる
画面の表示領域が広いため、複数のウィンドウを同時に展開しても視認性を損ないません。
調べ物をしながら記事を執筆するなど、何かを並行して作業を行う際は非常に捗ります。
こんな感じでデュアル、トリプルディスプレイ化させてみるのも面白い。
デュアルモニターの使用感はこちらでもまとめています
動画編集やDTMのタイムラインが見やすい
動画編集やDTM作業時、詳細な部分まで編集する場合はタイムラインを引き延ばす事が多いのですが、引き伸ばした際目的の部分まで辿るのが若干手間だったりします。
ウルトラワイドモニターは横長の表示領域であるため、一度に視認できるこのタイムラインの表示領域がグンと広がります。
目的の部分まで到達するためにクルクルスクロールさせる手間が省けるため、非常に効率的です。
ゲームや映画の臨場感が上がる
ウルトラワイドモニターの表示領域は横に長いため、画面と正体した際に視野のほとんどが表示されている画面で覆われます。
このため、対応しているゲームや映画であれば没入感が飛躍的に向上。
通常のモニタとは一味違った映像体験を楽しめます。
AmazonプライムやNetflixは「シネスコ」と呼ばれるウルトラワイドの比率に近いサイズ感の映像が配信されており、対応作品は今後も増加していく事でしょう。
最近はPS5でもウルトラワイドの比率(3440×1440)に対応するアップデートが行われました。
もちろんゲーミングPCでも使用可能。
今後もウルトラワイドに対応した作品が増え、ウルトラワイドモニター自体の需要が高まれば本体価格も下がってくるのではないでしょうか。
ウルトラワイドモニターのデメリット
大きめの机が必要
ウルトラワイドモニターは横幅があるため、設置する机の幅もある程度の長さが必要。
小さい机にモニターアームを取り付けるという方法もありますが、見た目的に微妙で、安定感もありません。
34インチであればディスプレイの横幅だけで80センチ以上となるため、設置する机のサイズもそれ以上のサイズであることが望ましいと思います。
大きな天板の机はホームセンターからパイン材などを調達すれば安く自作することが可能なので、機会があれば挑戦してみてください。
視聴距離を確保する必要がある
ワイドモニターは視野角が広いため、設置場所からある程度視聴距離を確保する必要があります。
34インチのフルワイドモニターならば、モニターから1m前後は確保したいところ。
それより近くでも使用できないというわけではありませんが、その状態で使い続ければ恐らく目や肩の疲労感が増します。
割高感がある
ウルトラワイドモニターは通常のモニターよりも若干割高感があります。
最近は43インチの4Kモニターでも4万円台で購入できるようになりましたが、34インチ以上ののウルトラワイドモニターは5万円を超えてくるものばかり。
UWFHD(2560×1080)であれば安く購入できるものもありますが、画面が引き延ばされ視認性が低下します。
見づらいものを我慢して使い続けるのはあまり実用的ではありません。
ウルトラワイドモニターの画素数はおよそ以下の4通り
- UWFHD(2560×1080)
- UWQHD(3440×1440)
- UWQHD+(3840×1600)
- 5K2K(5120×2160)
ウルトラワイドモニターを購入する際は、「UWQHD(3440×1440)」以上の画素数を購入するようにしましょう。UWFHDを選択した場合、画像が引き延ばされかなりのっぺりとした見た目になります。
実際にウルトラワイドモニターを使用してみた感想
生産性の向上
現在所有しているウルトラワイドモニターは、MacBook Airに接続して使用しています。
画面の表示領域が広がることにより、MacBook Airだけの場合に比べて単純に作業効率は向上していると実感。
やはり複数のウィンドウを同時に展開しても画面が嵩張らないのは非常に捗ります。
詳細な使用感はこちらの記事でまとめています
まとめ
以上、今回はウルトラワイドモニターのメリット、デメリットについてお伝えしました。
メリット | デメリット |
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大画面でもスッキリした印象 複数のタスクを同時にこなせる 動画編集やDTMのタイムラインが見やすい ゲームや映画の臨場感が上がる | 大きめの机が必要 視聴距離を確保する必要がある 割高感がある |
僕としては非常に気に入っており、毎日快適に作業することができています。
自分の使用用途に合ったモニターを選択し、ガンガン生産性を上げましょう。
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