「アイランドキッチンはやめとけ」は本当なのか?実際に新築で採用してみた感想

  • URLをコピーしました!

※このページには広告が含まれています。

この記事の内容
  • 「アイランドキッチンはやめとけ」問題について考察しています
  • 実際に採用して感じたアイランドキッチンのメリット、デメリット
  • なんだかんだでアイランドキッチンに満足できている理由

注文住宅を建てる際、総床面積の大部分を占めるLDKのインテリアには相当悩むのではないでしょうか。

才川

かく言う私もLDKの主役とも言えるキッチンの配置、形には相当頭を抱え、時間を消費したことを覚えています。

家を建てる際にネットや雑誌、SNSなどを駆使して情報収集していると、「〇〇は絶対やった方が良い」とか、「〇〇は絶対後悔する」など様々な感想を目にします。

その中でも「アイランドキッチンはやめとけ」と言う声は少なくなかったように感じました。

ただそれら全ての声に耳や目を向けているとがんじがらめになり、身動きが取れなくなってしまいます。

ある程度参考にしつつ、自分たちの理想も追求してみようと、我が家では不安を押し除けアイランドキッチンを採用いたしました。

結果としてこの選択には満足していますが、使用していく中で感じたデメリットもいくつかあります。

本記事では、そんなアイランドキッチンについての雑感をご紹介いたします。これから家を建てようと考えている方は是非一つの参考にしてみてください。

目次

「アイランドキッチンはやめとけ」と言われる理由

それではまず、なぜ「アイランドキッチンはやめとけ」と言う声がちらほら聞こえてくるのでしょうか。

他の方の意見に加え、私自身がこのアイランドキッチンを採用してみて感じたのは以下のとおり。

アイランドキッチンの批判的意見
  • 他のキッチンの形に比べてコストが掛かる
  • 設置するためにはある程度部屋の広さが必要
  • キッチン天板上の散らかりが目立ちやすい
あざらし

批判的な意見として多かったのはおおよそこれくらい。

確かにカウンター型ペニンシュラ型などに比べてアイランド型は使用する面材の量が多くなるため、コストが膨らみやすくなっています。

また「アイランド」という名のとおりキッチン自体が壁に接することなく浮島状に配置されることから、キッチンの両サイドには人が通れる程度の動線を確保する必要があります。

そのため配置できる場所が限定的となり、無理やり採用した結果LDK全体のバランスが崩れて微妙な雰囲気になってしまう恐れが出てくるんですよね・・・。

我が家でもこの問題で結構悩み、1Fにある他の部屋(ファミクロ、洗面所など)のスペースを若干削っています。

才川

ただこれは結果的にそれほど不便さは感じておらず、過不足のない丁度良い使い心地で生活できております。

オシャレ感の幻想

個人的に一番共感できたのは「天板上の散らかり問題」で、立ち上げ部分などで隠蔽工作が可能なカウンタータイプとは異なり、アイランド型は全てありのまま晒される事になります。

アイランドキッチンは見た目がオシャレな分、少しでも食器やモノが置きっぱなしになると途端に生活感が目立ってしまいます。

ある程度は食洗機の中にブチ込んでしまえば解決出来ますが、わりと頻繁に使用するコップ類をいちいち食洗機から出し入れするのは面倒だし、食洗機で洗えない食器(乳幼児用など)は隠せません。

この辺の匙加減というか、「自分の中で許容範囲をどこまで持っていけるか」というような問題が出てきます。

アイランドキッチンのメリットデメリット

メリットデメリット
圧倒的解放感
センスが無くてもオシャレ感が出る
片付けの意識が高まる
設置コストが高い
部屋の広さ、配置場所の問題
散らかりが気になりやすい

アイランドキッチンを採用する上でのメリット、デメリットをまとめると上記のようになります。

あざらし

デメリット部分については前の項目でも挙げているとおりのもの。

とりあえず、アイランドキッチンはそこに佇んでさえいればLDK全体の雰囲気がそれなりに整った感じになるんですよねえ。

リビングとキッチンの視線が通っているため解放感も出やすく、「注文住宅を買った感」を噛み締められます。

才川

デメリットの「散らかり気になる問題」についても、逆転の発想を駆使して片づけに徹するマインドを醸成していけるのではないでしょうか。

私自身現在の家には住み始めたばかりのため気合いが入ってるのかもしれませんが、とりあえず現時点では以前住んでいたアパートよりも片づけに対する意識が向上しているように感じています。

こういった片づけに対する意識的な部分は他の家事にも波及し、溜め込みがちだった洗濯物や、散らかりがちだった部屋の片付けに取り掛かるハードルも下がっていったような気がしております。

それでも、使ってみれば満足できる

いずれにせよ、多少の後悔(しそうになる)ポイントはあるものの、しっかりと整頓された状態であれば「アイランドにしておいて良かった」と思える瞬間はいくつも訪れます。

予算的、スペース的問題もありますが、やはり一番継続して向き合うべきなのは綺麗に使っていけるかという部分になろうかと思います。

それを鑑みれば、普段生活していく中で散らかさない仕組みができているか」「片付けを習慣化できるかといった点が需要になることでしょう。

才川

かく言う私自身もこの辺は目下奮闘中なので、これからも色々な情報に触れ試行錯誤してみたいと考えております。

まとめ

以上、今回は「アイランドキッチンはやめとけ」問題について、実際の感想をお伝えいたしました。

家を建てる時はやるべき事、判断すべき事が多岐に渡るため、冷静な判断が下せなくなる時がそこそこあります。

才川

今回ご紹介したキッチンに関する問題もそのうちの一つ。

自分にとっての優先事項をはっきりさせておき、完成後の後悔を少しでも減らせるようにしてくださいね。

是非シェアをお願いします
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次