富士フイルムX-S10レビュー!手軽に良さげな写真が撮れるオススメミラーレス一眼レフカメラ

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  • コスパの良いミラーレス一眼レフはどれ?
  • 手軽にエモい写真が撮りたい
  • ミラーレス一眼で動画も撮影したい

こういった考えをお持ちのあなたへ。

本記事では、富士フイルムの高コスパミラーレス一眼レフカメラ「X-S10」の使用感についてまとめています。

この記事でわかる事
  • X-S10が高コスパである理由
  • X-S10のメリット、デメリット
  • X-S10をオススメする人、しない人
才川

このブログの写真は最近ほとんどこのX-S10で撮影しています。

カメラ初心者〜中級者くらいに位置する私でも手軽にいい感じの写真が撮れるため、非常に重宝しています。

購入して1年以上使用してわかった感想などについてまとめていますので、気になった方は是非最後までチェックしてみてください。

目次

X-S10について

富士フイルムのX-S10は、2020年に発売されたミラーレス一眼レフカメラです。

主な特徴は以下のとおり。

X-S10の特徴
  • 2620万画素のX-Trans CMOS 4センサーを搭載しており、高画質な写真や動画が撮影可能。
  • 5軸の手ぶれ補正機能を備えており、手持ち撮影でもブレを抑えられる。
  • 4K/30fpsの動画撮影に対応。
  • 高速なAF性能を発揮し、動く被写体でもピントが合いやすい。
  • 操作性がよく、初心者でも扱いやすいデザイン。
  • 電子ビューファインダーが搭載されており、太陽光下でも確認しやすい。
  • Wi-FiとBluetoothに対応しており、スマートフォンとの接続も簡単。

このように、X-S10は軽量かつコンパクトなボディに、高い性能を凝縮したミラーレスカメラ。

才川

初心者から上級者まで、幅広い層におすすめのカメラと言えます。

あざらし

X-Trans CMOS 4センサーは、富士フイルムのデジタルカメラに搭載されているセンサーのひとつ。高画質な写真や動画を実現するための技術が詰め込まれてるよ。

X-S10は何が良い?

才川

ここでは、X-S10のメリットについてご紹介します。

XS-10のメリット5つ
  • コンパクトかつ軽量なボディ
  • 5軸手ぶれ補正機能
  • 高速で正確なAF性能
  • 電子ビューファインダー
  • Wi-Fi/Bluetooth機能

コンパクトかつ軽量なボディ

X-S10は、ミラーレスカメラさながらのコンパクトかつ軽量なボディを実現。

持ち運びがしやすく、長時間の撮影でも疲れにくくなっています。

外へ持ち出しやすいので気軽にスナップするのも楽しくなりますね。

5軸手ぶれ補正機能

X-S10は5軸手ぶれ補正機能を搭載しており、手持ち撮影でもブレを抑えることができます。

これにより、望遠レンズを使った撮影や夜景撮影などでも安定した撮影が可能です。

才川

タムロンの18mm-300mmレンズを装着してガッツリ使っています。

高速で正確なAF性能

X-S10はそのコンパクトなボディ内に高速かつ正確なオートフォーカス性能を備えています。

動く被写体を追いかけて撮影するスポーツや、野生動物などの撮影なんかにもオススメ。

上述した手ぶれ補正機能と合わせる事でさらにピントが併せやすくなりますね。

才川

近所の猫を見つけては撮影しています。

電子ビューファインダー

X-S10には高精細な電子ビューファインダーも搭載されています。

デジカメで撮影する際には背面の液晶モニターを見ながら撮る事も多いのですが、晴れた日に外で撮影しようとすると太陽光が液晶に反射して見づらいんですよね。

才川

ファインダーがある事で太陽光下でも確認しやすく、フレーミングやピントの確認が容易になります。

あざらし

撮影時に狙った明るさや色味が現像した写真とズレる事も少なくなるため、ファインダーはどんどん活用したいところ。

Wi-Fi/Bluetooth機能

X-S10にはWi-Fi/Bluetooth機能も搭載。

スマートフォンやタブレットなどとの接続が簡単になり、写真や動画の共有やバックアップが簡単に行えます。

あざらし

ケーブルやSDカードを介す事なく好きな写真をスマホに送れるのが非常に便利。

この機能には専用のアプリが必要になるほか、動作が不安定になる事があるため、大量の写真を一度に写したい場合はケーブルやSDカードを使用した方が早いかもしれません。

XS-10のデメリット

次に、X-S10のデメリットについてご紹介いたします。

XS-10のデメリット3つ
  • バッテリー持続時間の短さ
  • レンズのラインナップが限定的
  • ボディに防塵・防滴機能がない

バッテリー持続時間の短さ

ここからtype-C給電が可能

X-S10のバッテリー持続時間はおよそ300枚前後と比較的短く、長時間の撮影には予備バッテリーが必要。

デフォルトでの充電方法は「typeCケーブルを本体に繋ぐ」というものなので、スマホなどで使用するポータブル充電器を併用するのもアリです。

ただこの方法だと取り回しが悪くなるため、余裕があれば素直に予備バッテリーを2〜3個用意しておくのが良いでしょう。

レンズのラインナップが限定的

ズームレンズ1台でなんとかなったりもする

X-S10は富士フイルムのXマウントを採用していますが、レンズのラインナップは若干限定的。

私のような初心者〜中級者くらいに位置する方であれば問題ありませんが、超望遠レンズなどは使用できない事があるため、それらの使用を想定している上級者の方は満足できないかもしれません。

才川

現状は「単焦点レンズズームレンズ」の2個持ちで十分満足できています。

この2本で十分楽しめる

ボディに防塵・防滴機能がない

X-S10のボディには防塵・防滴機能が搭載されていないため、悪天候下での撮影海岸などでの撮影には注意が必要

Youtubeや作例などを覗いてみると雨天時や浜辺で撮影している人も結構いるようなので、気にしすぎるほどではないのかもしれません。

才川

X-S10の購入を迷っている時、参考のため海辺で撮影された動画を観ましたが、非常に綺麗に撮れていて感動したのを覚えています。

しっかり注意を払えるようであれば好きなシチュエーションで撮影に挑んでみるのもアリですね。

XS-10はどんな人にオススメ?

それでは、X-S10は実際どんな方にオススメできるカメラなのでしょうか。

こんな人にオススメ
  • 初心者から中級者までの人
  • 旅行やアウトドアが好きな人
  • スポーツや野生等物の撮影に興味がある
  • スマートフォンとの連携も重視する人
  • コスパ重視の人

初心者から中級者までの人

Apple製品は撮るだけでそれなりの写真になる

冒頭でもお伝えしたとおり、X-S10は初心者から中級者までのフォトグラファーに向いてる機種と言えます。

その大きな理由としては、操作が比較的簡単でありながら、高性能な機能を備えているため。

まだそれほど写真に自信はないけれど、「これからガッツリ撮りたい」、「上手くなりたい」というモチベーションがある方には非常にオススメ。

X-S10はそのモチベーションの熱量に対してしっかり応えてくれます。

旅行やアウトドアが好きな人

こういうエモめの色味が好き

旅行やアウトドアなどが好きなアクティブな人にもX-S10はオススメ。

X-S10は軽量かつコンパクトなボディを備えているため、外出時にも気軽に持ち出せます。

あざらし

5軸手ぶれ補正機能により、移動中に手ぶれが起こりやすいシーンでも安定した撮影が可能。

才川

外出時での撮影と相性抜群の機能が備わっています。

スポーツや野生等物の撮影に興味がある

スポーツ観戦時や、野生動物の撮影が好き、もしくはこれから挑戦してみたいという方にもオススメ。

X-S10は高速で正確なオートフォーカス性能を発揮し、動く被写体を追いかけて撮影するスポーツや野生動物などの撮影にも向いています。

このカメラで300mmくらいまでの望遠レンズを試してみて、望遠レンズの世界にハマっていきそうならさらに上のランクのカメラに買い替えるというステップを踏むのもアリですね。

あざらし

望遠レンズは高額なモノばかりなので覚悟が必要。

スマートフォンとの連携も重視する人

X-S10にはWi-Fi/Bluetooth機能が搭載されており、スマートフォンやタブレットなどとの接続も簡単に行えます。

大量の写真を一度に移行しようとすると時間が掛かりますが、10枚程度ならパパッと移行できるためなかなか便利。

才川

X-S10で撮影した写真をインスタやツイッターなどにアップといった作業も気軽に行えます。

コスパ重視の人

X-S10は比較的手頃な価格帯でありながら高性能な機能を備えているため、コストパフォーマンスに優れています。

後述しますが、他社で同じような機能を有するカメラを購入しようとするとそこそこ値が張るんですよね。

機種ごとに独自の性能を有しているため一概に「最も高性能」と言い切るわけではありませんが、総合的に見て優れているのは間違いありません。

XS-10をオススメしない人は?

こんな人にはイマイチかも
  • フルフレームセンサーを使用したい
  • より高精度なフォーカス機能が必要
  • 大型レンズを使用したい

フルフレームセンサーを使用したい

Apple Pencilのソフトペン先

X-S10にはAPS-Cセンサーが搭載されています。

才川

フルサイズのセンサーを使用したいのであれば、もうワンランク上のフルサイズ一眼レフカメラを購入する必要あり。

もちろんAPS-Cでは良い映像が撮れないというわけではありませんが、既に中位機種のカメラを持っていたり、ガッツリプロ寄りの写真や動画を撮りたいのであればフルサイズの選択肢が大きくなるのではないでしょうか。

より高精度なフォーカス機能が必要

モノ撮りメインなら問題ない

X-S10は高速で正確なオートフォーカス性能を持っていますがさらに高精度なフォーカス機能を求めるのであれば、これまたワンランク上のカメラが選択肢に挙がります。

オートフォーカスの精度はYoutuberの方々が使用している高級機材を見ても顕著に現れていますよね。

あざらし

寄ったり引いたりした際のピントの合い方がエグい

上段で述べたフルサイズセンサーの話と通ずる部分が多いですが、自分の求める映像のレベルに応じて検討して見ましょう。

大型レンズを使用したい

タムロン18mm-300mmで割とギリかも

X-S10はコンパクトで軽量なボディを持っていますが、大型レンズをメインで使用する場合、若干バランスが悪くなる可能性があります。

現在私がメインで使用しているレンズは35mmの単焦点レンズXF35MMF1.4R18-300mmのズームレンズタムロンDi III-A VC VXDなのですが、ズームレンズ装着時は確かにゴツい見た目になります。

才川

ボディがコンパクトなので、平らなテーブルに置くとボディより先にレンズ部分が天板に触れてしまいます。

撮れる写真や動画的に不満を感じたことはありませんが、この辺りは気にする方もいるのではないでしょうか。

XS-10のライバルは?

冒頭でも紹介したとおり、XS-10には2640万画素のセンサー5軸手ぶれ補正4K動画撮影など、様々な機能が備わっています。

そんなスペックを踏まえ、他社性のカメラでライバルとなり得る機種をいくつかピックアップしてみました。

ソニー α6400

2420万画素のAPS-CサイズCMOSセンサー、Eマウント、5軸手ぶれ補正、最大11コマ/秒の連写撮影、4K動画撮影が可能なソニーの人気モデル。

425点の位相差AFとコントラストAF 撮像エリアの84%をカバーするAFエリアを備えており、180度チルト可動式液晶モニターで自分撮りも手軽に行えます。

あざらし

動画も静止画もマルチにこなす性能

オリンパス OM-D E-M5 Mark III

2000万画素のMicro Four ThirdsサイズのCMOSセンサー、Micro Four Thirdsマウント、5軸手ぶれ補正、最大10コマ/秒の連写撮影、4K動画撮影が可能なオリンパスのモデル。

雨中や砂塵、-10℃までの低温下といった過酷な環境でも撮影を続けられる防塵・防滴・耐低温構造に加え、強力な手ぶれ補正により手持ちでもブレの少ない、高品位な動画を撮影できるシネマ4Kにも対応した「OM-Dムービー」機能が備わっています。

才川

X-S10にはない防塵、防滴機能が備わっています

ニコン Z 50

2070万画素のAPS-CサイズCMOSセンサー、Zマウント、5軸手ぶれ補正、最大11コマ/秒の連写撮影、4K動画撮影が可能なニコンの中位機種。

約20種類のフィルター効果が備わっており、自分に合った理想の雰囲気を追求して写真撮影を行えます。

才川

ちなみにこの「フィルター機能」はX-S10にも備わっています。

こちらも180度まわるチルト式モニターを搭載しており、自撮りする機会が多い方にもオススメ。

まとめ

以上、今回は富士フイルムの高コスパミラーレス一眼レフカメラ「X-S10」の使用感についてお伝えしました。

使用する上でのメリット、デメリットは以下のとおり。

メリットデメリット
コンパクトかつ軽量なボディ
5軸手ぶれ補正機能
高速で正確なAF性能
電子ビューファインダー
Wi-Fi/Bluetooth機能
バッテリー持続時間の短さ
レンズのラインナップが限定的
ボディに防塵・防滴機能がない
才川

手軽に使用できて雰囲気のある写真が撮影できるため、本当に重宝しています。

本格的なカメラの購入を初めて検討している人、入門機からのステップアップを考えている人には是非ともオススメしたい機種となっています。

資材不足や高騰により品切れになる事がちらほらあるため、気になった方は是非一度チェックしてみてください。

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