【縦置きが便利】PITAKA 12.9インチiPad proケース「MagEZ Folio 2」の使用感まとめ

12.9インチiPad proの購入に伴い、今回は社外品ケース(PITAKA MagEZ Folio 2)を合わせて購入した。
理想としてApple製品は基本的に何も装備しない、いわゆる「裸運用」したい派ではあるものの、流石に13インチものサイズ感になってくると落としやすさ、また落としてしまった際の物理的・心理的ダメージ感たるや計り知れなさそうなので何かしらのケースは検討しなければならない。
今回購入したPITAKAの折りたたみケースは見た目的が超絶オシャレというわけでもないけれど、最大の魅力はなんといってもiPadを縦に置けること。
この一点のみが最大の購入要因と言って差し支えない。

やや嵩張るが使い勝手は良い感じ

当然ながら裸状態よりは嵩張るものの、実物はある程度想定内の厚さ。
これくらいのサイズ感になってくると数ミリ程度の差は気にならず、どのメーカーを選択しても手にした感触はほぼ同じだろう。
着脱はマグネット式で簡単に行えるため、室内利用時にはすぐに外している。
これが非常に心地よい。

マグネト式ケースの宿命として、上下左右のフレーム部分は剥き出し状態となってしまう。
本体が地面と垂直に近い角度で落下すれば一貫の終わり。リセールバリューは著しく下がる。
サイド部分にはペンホルダーが備わっているため、ペンを装着した状態で雑多にカバンに入れられる。
とはいえペンそのものを使わなくなってくると開閉時に引っかかって邪魔になるし、平置きした際にガタ付きが発生するため、一長一短でもある。

純正スマートフォリオケース同様四方のエッジ部分は全て剥き出しとなっているため、垂直落下した際の防御力はほぼセロに等しい。明確な死が訪れる。
PTAKAケースの良いところ
使用してみて気付いたgoodポイントは下記。
・縦置き可能
・着脱が容易
・ペンストッパーがある
このケースを購入したもっとも大きな理由が「縦置きで使用できる」こと。
縦に置けることでスケジュール管理、タスク管理の視認性が上がるほか、文書作成も捗る。

縦にした状態で文章を入力することでページ上部から下部まで俯瞰できる範囲が拡大し、構成や言い回し等の違和感に気づきやすくなる気がしている。
冒頭で述べたように「Apple製品はなるべく裸状態で使用したい」願望を持つ私にとって着脱の便利さは非常に重要で、シームレスであればあるほど良い。
数ミリの差だがケース装着時・未装着時に手にした印象は全く別物で所有欲の満たされ方が全く異なる。
一抹の「所有欲」のためだけにiPadを購入しているのかと言われれば語弊があるが、13インチの重さはそれだけで使用機会減少の原因となってくるため、こういった細かなところで相殺する必要があるのだ。
そんな感じで、私が自宅でiPadを触る際ははなるべくケースから取り外した状態で使用している。
ペンストッパーについては私の場合上述したとおりペンそのものの使用頻度が少ないためそれほど重要視してはいないが、イラストやノート用で使いたい場合には重宝する。
手書き用途&持ち出す機会が多いのであれば、カバンの中でペンが外れる→捜索するといった一連のストレスからは解放されるだろう。
PITAKAケースの気になるところ
続いてはMagEZ Folio 2の気になった部分について。
・質感がややチープ
・裏面に汚れが付着しやすい
・折る位置の調整がやや難しい
表面の質感については「プラスチック寄りの合皮」といった感じで、品質が悪いわけではないものの、手触りだけでいえば2,000円〜3,000円台で購入できるケースとさほど変わらない。
MagEZ Folio 2の価格帯は7,000円〜8,000円なので、相対的にどうしても手触りの安っぽさは感じてしまう。
これに付随して裏面の質感について。
MagEZ Folio 2をペラっと捲ると、裏面はファブリック素材となっている。
個人的にはこれが一番厄介な問題で、埃や細かなゴミがかなり付着しやすい。

例えばよくある使い方としてケース着用時にiPadを使用する場合、表面を捲って裏側に固定させることになる。
この際裏側はファブリック素材が剥き出しの状態となっており、テーブルに置けば細かな食べカスを、こたつの掛け布団に置けば細かな埃をごっそりキャッチしてしまう。
普段からこまめに掃除しておけば問題ないという話は置いておき、私のMagEZ Folio 2には幾度となく卵ボーロや動物ビスケットの食べカスが付着している。
食べカスはまだ良いものの、埃を絡め取った際が非常に厄介で、手で払うぐらいではまったく落ちてくれない。
一つずつ取り除くのは途方にくれるのでコロコロを使用するほかなく、これが本当に面倒。
猫を飼っている実家のコタツで使用した際には黒いケースが一瞬で白くなり絶望した。
最後に、折る位置(順番)について。
MagEZ Folio 2は4パターンの角度調節機能があり、意図した角度に変えるには決まった折り方をしなければならない。

慣れてしまえばなんてことはないが、使いはじめの頃は思うような形にできず煩わしさを感じることが多かった。

どの角度も任意の折り目に沿ってパタパタと2回折ることでスタンド用の形にすることができるが、1回目の折り方を誤ると思うようにいかなくなる。
ここで「アレッ」と混乱してしまい、何か作業している最中にこの事態が起きると結構集中力が削がれてしまう。
まとめ

以上、今回はMagEZ Folio 2について紹介いたしました。
・とにかく「縦」に置けるのが肝。ブラウジング、スケジューリング、タスク管理が便利。
・折り方にややコツが必要。慣れれば問題ないが、覚えるまでは引っかかることが多い。
・イラストやメモなど手書き重視の人に重宝するペンホルダー付き。
・質感はそれなり。
12.9インチiPad proは本体だけでもデカいサイズ感なので、ケースを装着するとかなり嵩張る。
できることなら裸で運用したいのが本心だが、タブレットの使用用途上そのままでは傷が付きやすそうなので、それもままならない。
MagEZ Folio 2は、そんな時の最善手かもしれない。
コメント