FPSがやめられないあなたへ 〜原因と対策について考えてみた〜

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僕の数少ない趣味の一つにFPSがあります。今はある程度熱が治まっているものの、昔は廃人スレスレのレベルで身を削ってプレイしておりました。

今考えてみれば

今回はFPSに1万時間近く費やしてきた僕が、ある程度冷静になった今だからこそ感じる「FPSとの上手な付き合い方、向き合い方」について自分なりの考えをまとめてみました。

  • FPSにハマりすぎて勉強や仕事に支障が出始めている
  • FPSやめなきゃいけないと思いつつ抜けられない
  • 完全にFPS断ちしないまでも、上手く切り替えられるようになりたい
目次

FPSは魔境への入り口

FPSとの出会いは高校1年生の頃。初めてのアルバイト代でXbox360を購入したのですが、その時同時に購入したのが「ロストプラネット」や「コールオブデューティー4」といったシューティングゲームでした。

これらには本当にどハマりし、毎日深夜までプレイしていたのを覚えています。もう本当に勉強そっちのけでプレイしていたので、テストも赤点ギリギリ。今考えてみれば我ながらよくあの生活で進学、就職できたなと思っています。

FPSをプレイした事がある方なら分かると思いますが、あれすっごくイライラするんですよね。

横から急にスナイプされたり、人数不利な状態でリスキルされ続けたり、角待ちされたり、死体撃ちされたり。

けれどその分こっちがキルした時の快感もかなりのもので、あの時に出るドーパミン(いわゆる脳汁)のためにプレイしていると言っても過言ではないと思います。

高校卒業後はPS4に移り、最近も引き続き「COD」、「オーバーウォッチ 」、「APEX」など王道を歩んできております。

この中でも特にオーバーウォッチは1,000時間近くプレイしており、こうやって今この記事を書いている瞬間も「ああ、イカれてるなあ」「時間もったいないなあ」と思ったりします。

けどやめられないんですよね・・・

試験の時や資格勉強の時などは強制的に止めるためゲーム機本体を売ってしまったり、押し入れにしまったりしてやり過ごしていたのですが、そう言った山場を越え時間が経つとまたつい手を出してしまう。この繰り返しなんですよね・・・。

結婚したら多少マシになるかと思いきやそんなことありません。むしろ少し増えました。本当何故なんだろう・・・

やめられない理由を考えてみた

何故これ程イライラするのにやめられないのか考えてみました

勝敗によって増減するスキルレートシステム

これは結構多いと思います。

むしろこのシステムがなければ大抵のゲームはある程度で歯止めが効くんじゃないかと思えるくらい悪魔のシステム。稼いだレート数に応じて自分の称号が「ゴールド」「プラチナ」「ダイヤ」等に変化するんですよね。

オーバーウォッチ でいえば3000のスキルレートでダイヤに上がるんですが(勝利して獲得できるポイントはだいたい20くらい)、自分が2980くらいの時に行う一戦はもう本当に血眼状態。あの頃はどうかしていました。

友人とのパーティプレイ

これも大きな原因の一つと言えるのではないでしょうか。

人によっては上段のスキルレートシステムよりもこちらの方がやめられない理由になっているかもしれません。リアフレ然り、オンライン上のフレンド然り、誘われるとついつい長時間プレイしてしまいがちですよね。

良く無い意味の連帯感的なもので、一緒にレート上げしてたりすると尚更やめられない・・・。

溢れ出るドーパミン(脳汁)

ズバアアン」と相手の頭を撃ち抜いて1キル取った時、脳から溢れ出るドーパミン(いわゆる脳汁)に体を操られている人は少なくないと思います。

ロスプラではキル時の「ピッ!」という音の中毒になっていたし、オーバーウォッチではヘッドショット時に赤いエフェクトと同時に鳴る「カン!」という音が快感でした。最近プレイしているAPEXではダウンを取った時や舞台を壊滅させた時に膿汁が出まくっているのがわかります。

やめる方法も考えてみた

やめられない理由が浮き彫りになれば、その対策も何らかの方法で取れるはず。これまでさまざまな方法で脱FPSを試みた中で、効果があったものをいくつか紹介いたします。

とりあえず運動してみる

まずご紹介したいのは運動です。とりあえず体動かせば大抵の問題は解決します。

FPSがやられない理由としてドーパミンの分泌が影響しているのであれば、別の方法でそのドーパミンを放出させてみるのも一つの手だと考えました。

とりあえず手軽に始められて効果を得やすい「ジョギング」「ウォーキング」などは特にオススメ。こういった有酸素運動は20分以上、なるべく心拍数が上がるようにすると効果を得やすいです。

これについては「スマホ脳」に引き続きベストセラーとなっている「運動脳」にも繰り返し説明されているので、詳細についてはぜひそちらをチェックしてみてくだささい。

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外に出るのはちょっとダルい。

と思うならば、「スピンバイク」を活用すれば自宅で気軽に有酸素運動を行うことができるようになります。多少場所は取りますが、これは本当にオススメできる器具です。

詳しくは別の記事に掲載していますので、是非そちらもご覧ください。

このほか、筋トレを行う場合はギリギリ持ち上げられる重量のバーベルやダンベルを扱ったり、限界まで懸垂を繰り返した後は頭の中が真っ白になります。初めは辛いと思うかもしれませんが、こういった「ゾーン」の状態に入る経験を繰り返しているうち筋トレにハマりだします。

この状態となれば占めたもので、それ以降は特に意識しなくても徐々にゲーム欲は弱まっていきます。

読書に励んでみる

次に紹介する方法は読書。FPSで心を蝕まれ、一人でも多くの敵を葬りたいと考えている方からすれば、

いや、ゲーム我慢しながらおとなしく本なんか読んでられるワケねえだろ

と思うかもしれません。確かにそのとおりです。しかしながら、この方法が効果的であるというのもまた確かな事実なのです。

敵に蹂躙され、味方にイラつき、それでも発狂しながら銃を構え走り続ける。そんな正気を失ってしまった自分を取り戻すには本を読むしかありません。

読書は、FPSによって失われた知性のカケラを取り戻す作業とも言えるでしょう。

まず取っ掛かりとして、「本を読め」と謳っている本を読むことをオススメします。読書家には成功者が多く、そんな方が「本を読まない事がいかに損であるか」について熱く語っている様子を伺っているうちに

あ、ゲームしてる場合じゃないかも

と思えるようになります。

「読書のための読書」にオススメの本

本を読むキッカケなんてものはなんでも良いのです。例えば、上記で紹介している”国家と教養”は「なんか意識高めのタイトルだし博識アピールできそう」くらいの浅はかな気持ちで読み始めていました。(実際は中身も面白く、読書欲をメキメキ掻き立てられます)

難しい事はよくわからないけれど、とりあえず面白いものが読みたいのであれば、「芥川賞」作品や、「本屋大賞」作品の中から気になるものを選んでみるのも良いでしょう。

「本屋大賞」作品のオススメ
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「本屋大賞」受賞作ではないですが、こちらもオススメの作品です

別ジャンルを攻める

ゲーム」そのものからどうしても逃れることができないのであれば、まずはFPS以外のジャンルをプレイしてやり過ごしてみる方法もあります。

僕にはこれも意外と効果があり、良ゲーに出会う事ができればそちらに気が向くようになり、FPSに対する中毒性のようなものは多少抑えられます。

あざらし

毒を持って毒を制すようなイメージ

僕自身がプレイした中では、

  • マインクラフト
  • ゼルダの伝説Botw
  • モンスターハンター
  • ソウルシリーズ(デモンズソウル、ダークソウル)
  • テイルズシリーズ

等にハマった時はFPS離れに成功しました。時間泥棒という点では変わりませんが、イライラさせられる頻度は大きく減少します。(ソウルシリーズを除いて)

THE・王道RPG
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まとめ

以上、今回は「やめたくてもやめられないFPS」の原因と対策について考えてみました。

プレイしてる時は無心状態だからいいものの、休日一日中プレイして夜(AM3:00頃)シャワー浴びてる時に「また何も成し遂げない日が終わってしまった。明日からはもうやめよう」と毎回呟いていたのを良く覚えています。そして翌朝目が覚めるとコーヒーを片手にゲーミングチェアの前に座っている自分のこともよく覚えています。

人は過ちを繰り返すものですが、この意志力の弱さはなかなか治しづらいものですよね。今回の記事が少しでもFPS沼から抜け出せない方の参考になれば幸いです。

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