「GALLERIA XA7R-R47TS 5700X」レビュー。幅広いゲームを快適にプレイできる高コスパミドル型ゲーミングPC。

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世界的な半導体不足の最中、頭を抱えながら必死の思い出手に入れたレノボ製ゲーミングPC(Legionシリーズ)がBIOSの故障により他界して早2〜3年余り。

安い買い物ではなかったので、その事件をキッカケにゲーミングデスクトップPCに対してそこはかとないトラウマを抱えておりました。

そんな傷を抱えながら、メーカー様のご厚意によりガレリアが誇る高コスパミドルスペックゲーミングデスクトップPC「GALLERIA XA7R-R47TS 5700X」をお借りすることができました。

手厚いサポート&確かな性能で、安心かつ快適に幅広いゲームをプレイすることができる1台でございます。

気になった方は最後までご覧ください。

あざらし

「ガレリアはいいぞ・・・」

目次

CPU性能

今回のモデルはAMD Ryzen 7 5700X (3.4GHz-4.6GHz/8コア/16スレッド)を内蔵しており、これは2022年に発売された5000シリーズの中核となるモデル。

最大クロック数は4.7Ghzで、8コア16スレッドを維持しながらTDP(熱設計電力)を65Wに抑えた効率の良いCPUですね。

基本的にCPU性能が上がるほどTDPも上昇して発熱しやすくなるため、それに付随するCPUクーラーの高効率化も求められます。

スペック上昇に伴い芋蔓式に本体の値段がグングン上がっていくわけですね・・・。恐ろしい。

上述したようにこのモデルのCPUは性能アップと消費電力ダウンを両立できているため、全体のコスパにも良い影響を与えていると言えます。

GPU性能

GPUにはNVIDIA GeForce RTX 4070 Ti SUPER 16GB GDDR6Xを搭載。

Ada Lovelace アーキテクチャを採用し、16GBのGDDR6Xメモリを搭載するNVIDIA製ミドルハイクラスのグラフィックスカードです。

レイトレーシングに適したRTコアやTensorコアを搭載しており、リアルさを追求するゲーマーやクリエイターにも最適。

私のようにFPSメインのプレイヤーはもちろん、サイバーパンクやマイクラの影MODをガッツリ入れたい方など、幅広い用途で満足できる性能を有しています。

付属品

今回、PC本体のほかにガレリアのゲーミングキーボード&マウスを貸していただきました。

ゲーミング感あって良いですねえ〜。

特にマウスはRazer製と似た形状をしており、左右ボタンの先端が分離しています。

それぞれ詳しく見てみましょう。

キーボード

まずはキーボードをチェック。

有線なのは大きなデメリットではありませんが、テンキーアリなのが若干気になるのではないでしょうか。

エイム時の可動範囲がテンキーの分だけ減少してしまいますからね。

ただこのキーボード、そんな気になるポイントを差し置いてなんとも奇妙な打鍵感を有しています。

押し始めはHHKBやリアルフォースを彷彿とさせるサクサク感がありながら、底打ち時には青軸っぽいクリック感もあります。

なんなんだこれは・・・。

形状や重量からしてメンブレンな気がするんですが、妙にクセになる・・・。

上述の理由からFPSゲーマーにとって実用的ではありませんが、気になるキーボードではあります。

(Nキーロールオーバー機能はあるみたいなので、性能面では問題ありません。)

マウス

接続方式とDPIについて

続いては付属のマウス。こちらも有線モデルです。

エイムに直結するマウスは有線の方が応答速度が速く安定もしているんですが、ローセンシプレイヤーには向かない傾向にあります。

視点移動時にマウスを大きく動かす必要があるので、コードの引っ掛かりが気になるんですよね。

マウスバンジーを導入することで一応対策できるんですが、それでもある程度限界があるほか机の上が若干ごちゃつきます。

もう一点、こちらのマウスはDPIの調整機能が4段階しかありません。

4段階のDPI

  • 800dpi
  • 1600dpi
  • 2400dpi
  • 3200dpi

最近のゲーミングマウスはかなり細かくdpi調整できるんですが、こちらのマウスで調整できるのは上記のみ。

私が普段使用しているロジクール製マウスは50dpi単位とかなり細かく調整することができるため、4段階のみと知った時は結構驚きました。

まあ、プロプレイヤーの感度を調べてみると800・1600あたりがダントツで多そうなので、この2つがカバーされていれば割と何とかなりそうなんですけどね。

使用感は問題なし

・・・とまあ気になるポイントについては一旦置いておき、それを差し引いても本体の形状、質感自体は非常に高いです。

クリック時に指へ伝わるフィードバックは小気味良い感触で、ホイール部分の操作性、押下感も良好です。

今までこの形状のゲーミングマウスを使用してこなかったため気づきませんでしたが、ホイール上部に空間があるこの形状、結構使い勝手良さげですね。

普段使用している一般的な卵型形状の場合、人差し指を上にスクロールした際微妙にマウスボタンに触れています。

長年このスタイルだったので特に違和感を抱いたことはありませんでしたが、今回こちらのマウスを使用してこの”空間”の便利さに気がつきました。

実際にゲームプレイ

さて、ここからは実際にGALLERIA XA7R-R47TS 5700Xを使用して各種ゲームをプレイした感想についてお伝えいたします。

普段プレイすることの多いFPS、RPG系メインのレビューとなりますのでご了承ください。

APEX

Screenshot

FHD144Hz

ひとまずFHD画質にてプレイ。

144Hzは余裕で出力してくれます。

疾走感を楽しみたいのでいつも視野角110でプレイしているんですが、やっぱりこのヌルヌル感は堪りませんね〜。

4K144Hz

続いて4K&144Hz。

初見では「あれ、いけるぞ」という印象。

クイックマッチに潜ってみると、複数パーティとの混戦時にはややモタつきを感じる場面もありましたがおおむね良好に動作してくれました。

1パーティとの接触時や、詰めた際の1v1では問題なく戦闘できております。

これまでは少しでも勝率を上げるため画質を犠牲にフレームレートを稼げるようにしていましたが、プレマス帯まで目指さないのであればこちらの方が臨場感あって楽しめるかもしれませんね。

ow2

FHD144Hz

続いてFPSをもう一つプレイ。

オーバウォッチはAPEX同様比較軽い負荷で動作してくれるので、こちらもFHD画質であればサクサク、ヌルヌルを楽しめます。

試合中盤〜終盤のウルトが飛び交う乱戦時にもそつなく描写。

後述しますが、このゲームはキャラによって処理落ちが起きやすい技があったりするんですよね。

GALLERIA XA7R-R47TS 5700Xではそんな場面でも難なく描写してくれるため、ゴチャゴチャした戦況で不用意なデスを重ねずに済みます。

4K144Hz

4K画質でもプレイ。

こちらもかなり安定して動作していますが、キャラによっては若干処理落ちする場面も見られました。

混戦時にファラのULT(バレッジ)を放ったり、レッキングボールの地雷を撒いたりした際には一瞬カクカクする事があります。

同じような状況で同じような症状が出ていたので、低tierな割に負荷の掛かるキャラだなぁと感じました。(ファラ、レッキングボールの使い手の方いたらすみません)

ARK

続いてはARK Survival Ascendedをプレイ。

恐竜を愛し、恐竜に愛されたサイバルアクションゲームです。

個人的にこちらはそれほど応答速度等へのこだわりを必要とせず、グラフィック重視でプレイしたいタイトルです。

そのため初めから4K画質でプレイしてみました。

水面の表現や、恐竜の肌の質感など、しっかりリアルに表現してくれていますね〜。

プレイ時の挙動も結構しっかりしていて、基本的には問題なく遊べます。

ただしクラフト等オブジェクトを増やしすぎると徐々にカクツキが見られるようになってきますね。

探索より基地の作り込みにこだわりたい方にはWQHDくらいがちょうど良いかもしれません。

原神

最後は原神。

こちらもリフレッシュレートより画質を重視したいタイトルなので、4Kに設定してプレイしてみます。

PS5とのアカウント連携がうまく行かず始めからとなってしまいました…。

気を取り直して初めからプレイ。

爽やかな空の色合いや木々の影が風に揺れる表現が、4K画質で更に緻密に再現されています。

細部にまでこだわったキャラクターの衣装や武器のディテールも、思わず見とれてしまいますねー。

髪の毛や服の動き、キャラクターの表情なんかもこれまで以上に生き生きと感じられます。

戦闘シーンでは素早いアクションやエレメンタルスキルの発動のレスポンスも早く、没入感を損ないませんでした。

今回は以前紹介した4KモニターINNOCN32M2Vを使用してプレイしているんですが、原神との相性は特に良い感じですね。

HDR1000にも及ぶ眩しいコントラスト、OLDによる緻密な表現が鮮やかな世界観とマッチして非常に高い没入感をもたらしてくれています。

要所要所で思わず手を止めて見入ってしまう場面がありました。

まとめ

以上、今回はドスパラから販売されているゲーミングPCGALLERIA XA7R-R47TS 5700Xの使用感についてお伝えいたしました。

驚くほど大きな筐体、重量の中には大抵のゲームを高画質&快適にプレイできるだけの性能がしっかり詰め込まれています。

GALLERIA XA7R-R47TS 5700Xまとめ
  • 筐体は想像以上に大きくて重い
  • 4K画質でも十分に遊べる性能(144hzくらいまで)
  • パワフルな性能で非常に静かなファン

以前ご紹介したゲーミングノートPCやレノボは高機能ではあったものの、負荷をかけた際のファン音が大きく気になっていたんですよね。

一方、今回紹介したGALLERIA XA7R-R47TS 5700Xでは多少の負荷ではまったく動じることなく、終始「スーッ」と静かな動作音で非常に快適。

あざらし

毎日使っているとこのファン音の大きさが非常に気になってくるので、この静かさは正義。

ミドルクラスだけあって多少値が張るものの、長期間使用することを考えれば十分満足できる性能だと言えるでしょう。

気になった方はぜひ一度チェックして見てください。

才川

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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