Bose「SoundLink Flex」レビュー!コンパクトで高音質なポータブルスピーカーの使用感は?

- アウトドアでも高音質な音楽を楽しみたい
- 入浴中にも音楽やオーディオブックを聴きたい
- ポータブルでも迫力のあるサウンドを楽しみたい
こういった願望をお持ちのあなたへ。
本記事では、BOSEの高音質ポータブルスピーカーSoundLink Flexの使用感についてまとめています。
- コンパクトながら音質も妥協していないSoundLink Flexの魅力
- SoundLink Flexのメリット、デメリット
- SoundLink Flexはどんな人に向いているか

筆者自身が購入し、毎日の入浴時や自宅の庭に持ち出してチルったりする時なんかに使用しております。
実際に使ってみて感じたことについて詳細にお伝えしますので、気になった方は是非最後までご覧ください。


SoundLink Flexについて





SoundLink Flexとは、Bose社から販売されているポータブルワイヤレススピーカーのこと。
ざっと機能を紹介すると下記のようになります。
- 軽量かつコンパクトなデザインで、持ち運びやすい
- 防滴性能があり、屋外でも安心して使用できる
- Bluetooth 5.1を採用し、接続の安定性が高い
- 最大12時間のバッテリー駆動時間を実現
- マイクが搭載されており、スピーカーフォンとしても使用可能
- BOSEの独自技術による高音質な音響性能
このSoundLink Flexは専用アプリ「BOSE Connect」を使用することで、スピーカーの設定やBluetooth接続、再生中の音楽操作などができるようになります。



スマホが手元から離れていてもスピーカーから操作ができるため、より使い勝手が向上します。



付属のストラップでバッグや自転車のハンドルなどに取り付けることも可能。
SoundLink Flexのメリット
コンパクトながら高音質
BOSEのポータブルスピーカーSoundLink Flexは、20.1 cm (W) x 9 cm (H) x 5.2 cmというコンパクトなサイズ感ながら、高品質の音質を提供するための設計がなされています。
BOSE製品ならではの重低音はこのスピーカーにおいてもしっかり健在しており、どこで使用しても存在感のあるサウンドを楽しむ事ができます。


Anker製のスピーカー(SoundCore)と比較してみるとやや大きいものの、その分音質はSoundLink Flexの方が優っています。
持ち運びが簡単


上述したようにSoundLink Flexは、非常にコンパクトで軽量なサイズ感。
旅行やアウトドアはもちろん、ちょっと家の庭に持ち出したいとか、違う部屋に持って行きたいといった時にでも煩わしさを感じることなく持ち運ぶ事ができます。



簡単に持ち運べる事で使用頻度も上がり、これに応じて愛着も湧いてきます。
Bluetoothの安定性


SoundLink FlexにはBluetooth4.2チップが採用されており、無線接続の安定性は抜群。
スマホなどの音源から最大9メートル離れても安定した通信が可能なので、室内でも外出先でも好きな場所に設置して使用する事ができます。



家事を行う時にも色々な部屋に持って行けるので重宝します。
耐久性の高さ





SoundLink Flexは全体がブニブニとしたラバー素材で覆われており、衝撃に対する耐久性も高そうです。
防塵、防水性能の数値もIP67と非常に高く、水面下15cm〜1mの水中で30分間耐えうるようです。
IP67の保護構造について
- 防塵性能:粉塵の侵入が完全に保護されている
- 防水性能:水面下15cm〜1m、30分間のテストに耐えうる
参考元:https://www.ip68.jp/technicalguide/pdf/IP_2014.pdf
常時風呂に沈めて使用することはないと思いますが、誤って水中に落下させてしまっても故障することはありません。
SoundLink Flexのデメリット
バッテリーが今ひとつかも


SoundLink Flexには、最大12時間の連続再生が可能な長時間のバッテリーが備わっています。
普段使いであればこのバッテリー容量で特段問題はありませんが、2泊以上のキャンプなどに使用するとなると多少心許ない気もします。
他社製のポータブルスピーカーには20時間以上のバッテリーを有する機種も存在するため、それらと比較すると若干物足りなさは否めません。
中〜高音域が苦手


SoundLink Flexを含めたBOSEスピーカー最大の特徴は迫力ある低音域なのですが、中〜高音域にこだわりのある方にとっては若干物足りなさを感じるかもしれません。
購入前にいくつかレビューを参照するなかで「スマホの方がマシ」みたいなものも見かけました。
実際にそれほど悪い音には感じませんでしたが、確かに高音域においては若干こもったように聞こえることがあります。



「とても聞いていられない」というようなことは全くありませんが、こだわりの強い方には気になるポイントだと思われます。
ガチなパーティーには不向き


SoundLink Flexの低音はかなり迫力があり、音量をあげればそこそこの出力を発揮してくれます。
ただ、数十人以上の規模で使用するには物足りないかもしれません。
僕自身それほどのパリピではないためそのような場で使用する機会はありませんが、大規模な場で使用するなら更に大きめなスピーカーが求められます。



音量を上げればその分バッテリーの減りも早い
どんな人にオススメ?
普段から音楽をよく聴く人
SoundLink Flexは非常に高音質かつパワフルな低音を響かせてくれます。
闇雲に低音が強調されているような音の表現ではなく、しっかり聴き入ることのできるサウンドも大きな魅力の一つ。



普段からアップテンポの曲やロック系の音楽を掛けている人なら更にモチベーションを高められます。
アウトドア好き


SoundLink Flexは簡単に持ち運びができて、一度スマホと連携していればスピーカーの電源を入れるだけでペアリングされます。
この手軽さが非常に外出向きで、パッと取り出してパッと好きな音楽をかける事ができて非常に便利。



バッテリー対策さえできればキャンプや登山などのアウトドアをする機会が多い人には非常にオススメ。
上の写真のように木に吊るして音楽を再生するのも面白い使い方ですね。
風呂でも音楽を楽しみたい人
先述したとおりSoundLink FlexにはIP67相当の防塵、防水性能が備わっています。



毎日浴室に持ち込んではApple Musicで好きなプレイリストを流しながら快適なバスタイムを過ごしています。
SoundLink Flexにはマイク機能も備わっており、真ん中のボタンを長押しする事でSiriによる音声操作も可能。
iPhoneは隣の脱衣場に置いておいて、浴室に持ち込んだSoundLink Flexに話しかける事で別の曲やプレイリストに切り替えることもできるため非常に重宝しています。
オススメしない人は?
聴こえれば十分


サウンドバーの利用にあたり、「とりあえずある程度聴ける音ならそれで十分」という方にはSoundLink Flexは若干高いかもしれません。
SoundLink Flexの音質自体はとても良く、それ自体に不満を抱くことはありません。
ただ、音質にこだわりを持たなければ1万円以下でも十分満足できるスピーカーも存在しています。
BOSE製の低音にこだわりがなく、真剣に音楽を聴くというよりは作業用BGM再生のために使用する頻度の方が高ければもう少し安い価格帯のポータブルスピーカーも選択肢に入ってくるのではないでしょうか。
低音が苦手な人


ロックやEDMを聴く事が多ければ低音のズンズンした感じはテンションが上がりますが、落ち着いたテンポやリラックス系の音楽では若干違和感を覚える可能性があります。



中音域、高音域の音質を求めるのであれば、ソニーやバング&オルフセンなどの他社製に軍配があがるかも。
BOSE製スピーカー全般に言えますが、そもそも低音が苦手な方にはあまり向いていないと言えるでしょう。
一回の使用時間が長い


上述しているように、SoundLink Flexのバッテリー持ちは最大充電時からおよそ12時間。
普段使いやBBQ、1泊程度のキャンプであればこのバッテリー持ちで全然問題ありませんが、2泊以上の長期間キャンプなどで使用する際は充電切れを起こす可能性があります。



これもポータブル充電器があれば解決できる問題ではありますが、その辺に煩わしさを感じるのであれば他の長時間バッテリーを有するモデルを選択した方が良いかもしれません。
まとめ
以上、今回はBOSEの高音質ポータブルスピーカーSoundLink Flexの使用感についてお伝えいたしました。



メリット、デメリットをまとめると以下のような感じ。
メリット | デメリット |
---|---|
コンパクトながら高音質 持ち運びが簡単 Bluetoothの安定性 耐久性の高さ | バッテリー持ちが今ひとつ 中〜高音域が若干苦手 ガチなパーティーには不向き |
BOSEスピーカーお得意の迫力ある重低音はこのSoundLink Flexでもしっかり発揮されています。
屋内、屋外問わず気軽に高音質な音楽を聴きたいという方は是非一度チェックしてみてください。
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