大きな机に憧れて畳1畳分のデスクをDIYしてみた話

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この記事でわかる事
  • DIY机の使い心地は?
  • 自作する際の難易度はどれくらい?
  • 大きなPCデスクをDIYするとどれくらいの費用が掛かる?

本記事では、少しでもコストを抑えて大きなPCデスクの作成をするための方法についてまとめています。

才川

ホームセンターでパイン材を購入し、畳1畳分サイズのデスクを自作いたしました。

デスクのサイズ感に物足りなさを感じている方には参考になると思いますので、是非ご一読ください。

目次

PCデスク小さい問題

才川

これまで使用していたデスクは奥行45㎝(肘置き部分が60㎝)×横幅140㎝程のものでした。

横幅に問題はなかったものの、使用期間が長くなるにつれ奥行きに不満を感じるように。

ゲームプレイ時はそこまで気になっていませんでしたが、ブログの記事を書く時動画編集の際に肩が凝るようになってきたのです。

これまで使用していたデスク

その原因は肘を置く位置が無い事にありました。肘を置いてタイピングができるちょうど良い位置にキーボードを置こうとすると、どうしても前のめり気味の姿勢となり、顔とモニタの距離が近くなってしまいます。

逆に、キーボードの位置を下げると肘が宙に浮くこととなり、手首で重心を支える事となります。現在使用しているゲーミングチェアに肘置きがあるのですが、目一杯上げても天板の位置より少し下にくるため、ちょうど良い姿勢を維持する事は出来ませんでした。

こういうのって一度気になりだすとなんか落ち着かなくなっちゃうんですよね。

才川

こういう性格なのは僕だけじゃないはず・・・

そんな感じで現状の不満に目を背けつつも、たまに開催される楽天やAmazonのセールで良いデスクが無いかチェックしていました。

現在使用しているデスクの処分に悩む

机の新調と並行し、現在使用しているデスクの処分についても検討する必要がありました。

あざらし

最初はリビングのカウンターとしての使用も考えましたが、それほど広いアパートではないため手狭になる事を嫌いこの案はボツに。

次に実家、妹等に当たってみたところいずれも要らないと断られました。

最後はメルカリに出品しようと思ったものの、送料等を鑑みると1万円以上の値段で売れなければ赤字であるのに対し、他の出品者は似たような机を1万円以下の価格で出品していたため、勝算が掴めず諦めることに。

才川

その後も何か良い方法はないかとあれこれ思案していました。

最初は新規購入を検討

才川

現行デスクの処分方法と並行して新しいデスクの検討を行ったところ、好みの商品を2点ほど発見。

ロウヤのダイニングテーブル

まず目についたのはロウヤから販売されているダイニングテーブル

ダイニングテーブル」と銘打ちながらも、購入した方の写真を見てみるとPCデスクとして活用されている事も多く、どれもオシャレな雰囲気が醸し出されていました。

少しダークな色のパイン材に黒いアイアンの脚でスタイリッシュなうえ、天板のサイズ140㎝×76㎝と申し分なし。

一目見た瞬間に心が惹かれ、Amazonが年末に行ったサイバーマンデーセールでは4,000円程値引きされていたため、30回以上はポチリかけました

このテーブルは幅85㎝~160㎝までサイズ展開しているのも魅力の一つ。160㎝サイズのテーブルについても購入するかどうか本当に迷いました。

電動昇降テーブル

才川

デスクの事を調べている内に、電動昇降テーブルなるものにたどり着きました。

立ちながら作業を行う事で生産性が上がると紹介している動画もかなり投稿されており、一時期かなりの人気を誇っていましたね。

その紹介動画を見ている内に徐々に感化され、気づけばムクムクと購買欲が湧いておりました。

あざらし

紹介動画や記事をいくつか散見したところ、「FLEXISPOT」というメーカーの昇降テーブルがかなり評判が良いようで、ソコソコ値の張る製品でありながらかなりの高評価を得ている様子。

グレードにより昇降幅に差があります

天板は別売りなのですが、セットで売られているものは小さめのサイズが多くイマイチでした。

才川

イケアや近所のホームセンターで天板を購入し、取付けをしている方が多いようです。

追記:同じ機能で低価格の「MAIDESITE」製昇降機を購入しました!

発想の転換

古い机の処理」→「新しい机の設置・組立という一連の流れが少し面倒だと感じ、デスクの新調自体あきらめムードになっていた矢先、昇降テーブルに自作天板を取り付けて使用している方の動画を発見し、「これだ」と思いつきました。

あざらし

これまで使用していたデスクの天板だけを入れ替えようと試みる事に。

いざホームセンターへ

早速近所のホームセンターへ足を運んだところ、パインの集成材を発見。普段は気にせずスルーしている木材コーナーですが、探してみれば意外としっかりしたものが売られている事に若干の感動を覚えました。

幅182㎝×奥行91㎝×厚み1.8㎝のサイズで税込み4,928円

新調する机の予算を3~5万円で計画していた事を考えるとかなりのコスパと言えます。即決で購入しました。

少し無理やり車に詰め込み、なんとか自宅へ持ち帰る事に成功。

今回購入した天板のサイズは畳1枚分の大きさと全く同じです。5人乗りのSUV車(CX-5)でギリギリ詰め込める程度でしたので、同じような天板の購入を検討する場合の目安としてみてください。

才川

ホームセンターで小型トラックの無料貸出を行っている場合もあるので、そちらを活用してみるのも一つの手です。

組み立て作業

STEP
旧デスクの解体

帰宅後さっそくこれまで使用していたデスクの解体作業を始めました。

デスク上に設置しているモニタ関係を取り外し、天板のネジを緩めて取り外します。

この骨組みにうまく天板が設置できるのか若干不安を覚えましたが、もう後には引けない状況なので黙々と作業を進めていきます。

STEP
天板の位置合わせ

ネジ穴の位置を決めるため、この状態で一旦天板を乗せてみました。

写真だと伝わりにくいかもしれませんが、かなり大きく感じます。

この際、左側に2枚あった棚のうち1枚を取り外し、PCを置くスペースにする事としました。

STEP
天板の取付け

ネジ穴の位置を決めたら、穴を開けた面を上にして天板を床に置きます。

その上に骨組みを重ね、ネジ穴の位置に調整します。

調整した位置にネジを打ち込み、骨組みと天板を固定します。

すべての穴にネジを打ち込めたら、デスクをひっくり返しましょう。

この時は家に僕一人しかいなかったため気合で何とかしましたが、安全を考慮し2人以上で作業することをオススメします。

当然ですが、電動ドライバーがあるとかなり作業が捗ります。

ここで一つ注意すべき事がありました。元の机に使用されていたネジがそのまま再利用できなかったのです。

元の机には既に受け入れ用のボルトが埋め込まれていたのですが、素人であるが故にそれを想定しておらず、ネジを直接天板に打ち込む気満々で挑んでおりました。

10分ほど悩んだ末、潔く再びホームセンターへ足を運び、新しいネジを購入する事に。

天板に直接ネジを打ち込む方針は変えない事とし、先の尖ったネジを購入。16本で400円程でした。

左がもともと付いていたネジ。右が購入してきたネジ。

よりしっかりと固定させるため、あえて1㎝程長いものを購入しましたが問題ありませんでした。ネジは1㎝単位で売られていたので、使用する天板の厚みや、かませる金具の大きさによって丁度良い長さを探すと良いでしょう。

STEP
完成
天板の交換だけでもかなりの達成感を覚えます

デスクをもとの位置に設置して完成。作業は一人で行い、掛かった時間はおよそ1時間程度でした。

作業自体は非常にシンプルですが、天板のサイズが大きいため重量があり、取り扱いに苦労しました。

デカい机は最高

最初は勢いで始めた作業でしたが、いざ完成してみるとかなり高い満足感を得られました。

作業スペースが広がっただけでも、かなり作業が捗る気がしてしまいます。

実際、机に肘を置いてタイピングする事が可能となったため、文字入力作業はかなり快適となりました。

このほか、新しい天板ということもあり部屋の中が木の香りで満たされとてもリラックスできています。

あざらし

モニタを2枚並べても圧迫感を感じる事はなく、丁度良い距離感を保つことが可能。

今回購入した天板はパイン材のもので、木材の中では柔らかい材質であるため傷付きやすいのですが、木の温かみを感じられる優しい肌触りが特徴。

想像以上に安価だったのでチープな雰囲気になるのではと少し心配していたのですが、今では独特の木目感が気に入っています。

才川

以前使用していた机がウォルナット調の色だったので、今回白に近い色なのも新鮮味を感られますね。

この穴はネジ取付作業時のものです

まとめ

才川

以上、今回は「畳1畳分の大きなPCデスクを自作した話」についてお伝えしました。

大きな作業机の購入を検討している方、机の買い替えを検討している方は是非一度自作も視野に入れてみてください。

大きなこだわりさえなければ、1万円以下の低予算できっと満足のいくものが作成できますよ。

イチから作りたい場合、脚だけでも購入可能です

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