「MOFT X」レビュー。iPad miniの質感を全面に押し出す万能スタンド
- iPad miniの持ち運び性能を高めたい
- 寝ながらでもiPad miniを快適に操作したい
- iPad miniを縦にも横にも気軽に立てて使いたい
こういった悩みをお持ちのあなたへ。
本記事では、iPad miniに貼り付けて使用できるMOFT X(磁力吸着タイプ)の使用感についてまとめています。
- MOFT Xを使用してiPad miniの持ち運びが快適になる理由
- iPad miniの操作感が向上する使い方
- MOFT XでiPad miniの使用感を更に高める方法
筆者自身のiPad mini6に貼り付けて毎日使用した感想についてお伝えいたします。
iPad miniのアクセサリー選びに迷っている方、使用感を更に高めたい方にオススメの内容となっているため、気になった方はぜひ最後までご覧ください。
MOFT Xについて
MOFT Xとは、一言で表せば極薄のタブレットスタンドのこと。
現在iPad mini6に装着して使用中。
このMOFT Xはクレジットカード1枚分程度の厚みしかないためほぼ裸で使用しているような感覚です。
これほどの薄さを備えながらスタンド機能も万能で、縦横それぞれ3段階の角度調節が可能。
縦の場合 | 横の場合 |
---|---|
60° | 60° |
40° | 40° |
25° | 30° |
動画視聴時や手書きメモの使用時など、用途に合わせてちょうど良い角度にキープ出来るのが非常にいい感じ。
スタンド状態での対荷重も最大5.4kgあるため、普通の使い方であればよほど倒れる心配はありません。
MOFT Xを使ってみて良かったところ
MOFT XでiPad miniの取り回しがラクに
MOFT Xはスタンド部分とマグネット部分に分かれており、磁力により着脱が可能。
テーブルに対しフラットに置いて使用したい場合はスタンド部分を外し、また立てたくなったら再度取り付けて角度調整を行うだけ。
この取り回しの良さが非常に快適。
角度調節も磁力によってパタパタ簡単に行えるため、全く煩わしさを感じません。
iPad miniの操作感が向上
iPad miniはMacBookのサブモニター的な使い方をする機会も多いのですが、この際テーブルにそのまま置いていると画面が微妙に見ずらくなるのがネックでした。
ディスプレイ自体は綺麗なのですが、どうしても覗き込んだり手に持ったりして確認する事が多く、集中力の妨げになるような気がしたんですよね。
立てて使用する事で首を動かす事なく、目線だけでそれぞれのディスプレイを見渡せるようになるため、非常にシームレスな作業感を得る事ができています。
またiPad miniはApple Pencil2とセットで手書き入力をする事が多く、このような際にも若干傾斜がついていた方が書きやすかったりもします。
目の前に置く時はフラットの方が書きやすいですが、MacBookと並べた状態(若干前方に置いている場合)では傾斜があった方が書きやすく感じます。
iPad miniの質感を存分に味わえる
MOFT XはiPad miniの裏面に貼り付けるだけで使用できるため、他の部分は全て剥き出しの状態となります。
iPad mini本体の背面やエッジ部分から溢れるアルミの質感をそのまま堪能できるため、非常に所有欲が満たされる感覚を味わう事が可能。
機能性もデザイン製もミニマルさも欲しい僕には非常に良い設計となっています。
本体が剥き出しの分キズつきやすいというリスクも追うため注意が必要(後述あり)。
MOFT Xを使ってみて気になったこと
磁気プレートは直接貼り付ける必要がある
MOFT Xはスタンド部分と吸着用の磁気プレートに分かれており、iPad mini本体に磁気のプレートを貼り付ける必要があります。
この際、iPad miniと磁気プレートは粘着シートで貼り付けるため、一度セットすると手軽に着脱することはできません。
購入時によく確認しなかった僕の落ち度ではありますが、マグネットだけで完結すると勘違いしていました。
この磁気プレート自体は非常に薄いためこれだけの状態であればほぼ裸使いの感覚ではありますが、気分によって裸使いしたくなる時があるという方にはオススメできません。
角度によって本体の向きを変える必要がある
MOFT Xの角度調節機能は、縦横それぞれ3段階ずつあります。
このうち、縦40°もしくは20°の角度での使用は本体の向きを上下逆にしなければなりません。
僕の中ではこれが若干微妙なポイントの一つ。
左手の親指も指紋登録が必要になる
電源スイッチが左下に来てしまうため、ロック解除する際に煩わしさを感じてしまうんですよね。
一回の動作自体は大した事ありませんが、積み重なるとそこそこストレスを感じるようになります。
自動電源オフまでの時間を長くしたり、スリープ時にロックを掛けないという対策もありますが、バッテリーの耐久やセキリュティ面を考慮するとそれもなかなか難しいところ。
今のところは「そのうち慣れるだろう」という気持ちで使用しています。
防御力はゼロに等しい
MOFT Xの装着時はほぼ裸使いに等しい状態となります。
スタンド部分を裏面に貼り付けるだけの状態となるため、キズがつきやすいエッジ部分を含めてiPad miniのほとんどは保護されません。
iPad miniを外出先へ持ち運ぶ事が多かったり、手に持って移動する事が多い場合はケースの上から貼り付けた方が無難です。
バランス感が大事
smart folioとのハイブリットも一応可能
僕は現在Apple純正のsmart folioケースも持っています。
こちらはiPad miniと同時に購入しており長らく使用しているのですが、MOFT Xの磁気プレートが張り付いたままでも使用できる事に気がつきました。
もともとこのMOFT X購入の動機は、smart folioではiPad miniを縦置きにできない事に不満を感じていた事が発端です。
家の外でiPadを立てて使用する機会はほとんどないため、「外出時はsmart folio、帰宅時にMOFT Xに付け替え」という使い分けができるようになり、なかなかの快適さを手に入れました。
smart folioもMOFT Xも地味値段が高いため、使用状況に合わせてどちらか一方を購入しても良いですし、両方購入してもどちらかが腐る事はありません。
欲張ってもOK
まとめ
以上、今回は機能性とデザイン製を両立したiPad mini用スタンドMOFT X(マグネット吸着タイプ)の使用感についてお伝えしました。
実際使用して感じたメリットデメリットをまとめると以下のとおり。
メリット | デメリット |
---|---|
取り回しがラクになる 操作感が向上 iPad miniの質感を存分に味わえる | 磁気プレートは本体に直接貼り付ける必要がある 角度によって本体の向きを変える必要がある 防御力がほぼゼロ |
iPad mini自体は非常に優秀なタブレットなので単体でも十分満足度が高いのですが、こういった周辺アイテムを活用する事で更に使用感を高める事が可能です。
自分のスタイルにあったアイテムを活用し、Appleライフをさらに充実させてみてはいかがでしょうか。
コメント