Apple Pencil「第一世代」と「第二世代」の違いは?性能差が与える書き心地について解説
- Apple Pencilは世代ごとにどう違う?
- どんな人にオススメ?
- 第一世代と第二世代でデザインに差は出る?
こういった疑問をお持ちのあなたへ。
本記事では、iPadで手書き入力する際に欠かせないApple Pencilの「第一世代」「第二世代」それぞれの性能差などについてまとめています。
- Apple Pencil「第一世代」「第二世代」の違いについて
- それぞれどんな人にオススメかを解説
- 世代ごとの性能差が書き心地に与える影響について
Apple Pencilは第一世代が発売された当初から購入し、現在ではApple Pencil2をiPad mini6と併せて使用しています。
これまで使用してきた中で感じたそれぞれの特徴などについてもお伝えしますので、購入を検討している方は是非最後までご覧ください。
Apple pencilの第一世代と第二世代の違いは?
まず初めに、Apple Pencilの第一世代と第二世代はどのような点で違いがあるのかを簡単にまとめてみました。
- デザイン
- 充電方法
- 操作方法
- 対応デバイス
- 価格
それぞれ順を追って解説いたします。
デザイン
ぱっと見でわかるのは外観の違い。
Apple Pencil第一世代は光沢のある丸みを帯びたデザインであるのに対し、第二世代はマットな質感で1面だけが平らに加工されています。
平面があることで机の上に置いた際にも転がり落ちる心配がありません。
また充電方式も異なり、第一世代はペンのお尻部分がライトニング端子になっていますが、第二世代はマグネットによるワイヤレス充電であるため端子はついておりません。
充電方法
上述しているように、Apple Pencilの第一世代と第二世代では充電方法が異なります。
- 第一世代:Lightning端子に接続して充電
- 第二世代:対応しているiPadの側面に貼り付けてワイヤレス充電
第一世代のApple PencilはLightningコネクタを使用して充電されますが、第二世代のApple Pencilは対応するiPadの側面に磁気接続されて充電します。
第一世代を充電する際にアイパッドに挿した姿はあまりカッコ良いとは言い難く、第二世代最大の進歩はこの充電方法と言っても過言ではありません。
操作方法
第二世代のApple Pencilは、側面にタップセンサーが付いています。
ページをめくる、ブラシサイズを変更するなどの操作が非常に簡単。
第一世代にこの機能はなく、ツールを切り替えるには毎回iPadの画面上に表示されているツールバーで選択する必要がありました。
一度の動作はそれほど大したものではありませんが、使用時間が長くなるほどこういった細い部分の煩わしさが解消されることによる恩恵は大きくなります。
対応デバイス
Apple Pencilはそれぞれの世代によって対応するiPadの機種も異なります。
それぞれに互換性はなく、Apple Pencil第一世代が使用できる端末で第二世代も使用できるというわけではありません。
それぞれの対応機種は以下のとおり
- iPad mini (第 5 世代)
- iPad (第 6、第 7、第 8、第 9 世代)
- iPad (第 10 世代)
- iPad Air (第 3 世代)
- iPad Pro 12.9 インチ (第 1 および第 2 世代)
- iPad Pro 10.5 インチ
- iPad Pro 9.7 インチ
最近発売された中位機種以上は基本的に第二世代が使える。
価格
モデル差によるものなので仕方ありませんが、第二世代のApple Pencilは、第一世代のApple Pencilよりも高価。
定価で比較するとおよそ4,000円ほどの価格差があります。
- Apple Pencil第一世代:約15,000円
- Apple Pencil第二世代:約19,000円
上段で紹介したデザイン性、機能性などを考慮してこの価格差を埋めるだけの納得感があれば第二世代を検討してみましょう。
Apple Pencil第一世代はどんな人におすすめ?
第一世代のApple Pencilは、比較的低価格で入手できるため、初めてApple Pencilを使う人や、予算に余裕がない人におすすめ。
また、第一世代のApple Pencilは旧世代のPadモデルにも対応しているため、同じiPadを使い続けている物持ちが良い人にも適しています。
第一世代のApple Pencilにも筆圧感知機能や傾き検出機能は備わっており、イラストやデザイン作業、ノート取りなど、基本的な書き物で使用することが多い人でもある程度満足できます。
Apple Pencil第二世代はどんな人におすすめ?
先述したように、第二世代のApple Pencilがに対応しているiPadのモデルは以下のとおり。
- iPad mini (第 6 世代)
- iPad Air (第 4 世代以降)
- iPad Pro 12.9 インチ (第 3 世代以降)
- iPad Pro 11 インチ (第 1 世代以降)
これらのモデルを持っている方は第二世代を購入しましょう。
第二世代のApple Pencilは、第一世代のApple Pencilに比べて操作性が向上しています。
例えば、側面のタップセンサーによって、ページをめくる、消しゴムを使う、ブラシのサイズを変えるなどの操作が可能。
また、磁気接続によって充電ができるため充電にかかる手間を省くことができます。
こういった点から、第二世代のApple Pencilは、イラストやデザイン作業、ノートの取り方など書き物に使うことが多い人にとってより使いやすくなっています。
ペーパーライクの保護フィルムと併用することで紙のような書き心地を実現することも可能。
世代間の性能差が筆記やデザインに与える影響は?
Apple Pencilの第一世代と第二世代の性能差が、デザインに与える影響は比較的小さいと言えます。
両者の形状やデザインにおける大きな違いは「平らな面」と「お尻の充電部分」
しかし、第二世代のApple Pencilは第一世代に比べて性能が向上しており、デザインで使用する事が多い方などはより正確な線や描画を描くことができるようになりました。
第二世代のApple Pencilは筆圧感知機能が向上しており、筆圧の細かい調整が可能に。
また、側面には新たにタップセンサーが搭載され、ショートカットの設定やページ送りなどが素早く行えるようになりました。
これらの機能向上面を鑑みても、第二世代のApple Pencilはより高度なデザイン作業に適しています。
細かな線や曲線を描画する場合や、精密なタッチアップを行う場合には、第二世代のApple Pencilがより適していると言えるでしょう。
ただ、第一世代のApple Pencilでも十分な精度で描画やデザイン作業を行えないというわけではありません。
第一世代が発売された当初はプロのデザイナーが使用していた事もありましたしね。
弘法筆を選ばず
したがって、デザインにおいてどちらの世代のApple Pencilを使うかは、個人の好みや予算によって異なるでしょう。
個人的には、これからiPadとApple Pencilの購入を考えているのであれば
- iPad mini6+Apple Pencil2
- iPad Air5+Apple Pencil2
あたりのセットがおすすめです。
使い勝手も良く、書く(描く)モチベーションも上がるのではないでしょうか。
まとめ
以上、今回はApple Pencilの「第一世代」「第二世代」それぞれの違いについてお伝えいたしました。
- デザイン
- 充電方法
- 操作感
- 対応デバイス
- 価格
使用するデバイス事での互換性はないため、これから購入を検討している方は注意しましょう。
これからiPadとApple Pencilのセット購入を検討している方は、使用用途、使用頻度がどの程度かを考えて選択してみてください。
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