オーディブルの評判は?3年利用してわかった後悔しない使い方まとめ
- 読書の時間がなかなか取れない
- スキマ時間を有効に使いたい
- 多くの本を読んでスキルアップしたい
こういった悩みや希望をお持ちのあなたへ。
本記事では、Amazonが提供する書籍の音声配信サービス「オーディブル」の評判や、実際に使い続けた感想についてまとめています。
- 忙しい中でも読書が捗るオーディブルの魅力とは
- 日常のスキマ時間を有益な読書時間に変える方法
- オーディブルの良い評判、イマイチな評判
筆者自身、オーディブルに登録して3年ほど経ちますが、結論としては登録して良かったと実感しています。
ただ、このオーディブルは個人のライフスタイルや使い方によって向き不向きがあるため、実際に登録した方の感想についても「良い評判」「イマイチな評判」にまとめてみました。
一度それらをご覧いただき、興味が湧いたら一度試してみる事をオススメします。
それぞれ詳しく解説していますので、気になった方は是非最後までご覧ください。
オーディブルとは
オーディブルとは、一言で説明するならAmazonが展開する本の朗読サービスのこと。
プロのナレーターが朗読してくれるため基本的にどの作品も聞き取りやすく、専用アプリによる操作も非常に簡単です。
月額1,500円で12万冊以上の対象作品が聴き放題となっており、非常に豊富な選択肢の中から本を探す事が可能。
ちなみに以前は「1ヶ月1コイン制」が採用されており、この専用コイン1枚につき1冊の本が聴けるという仕組みでした。
最近の神アップデートに伴い無制限に聴くことができるようになり、非常に扱いやすくなっています。
オーディブルを利用すべき人
以下のいずれかに該当するようであれば、オーディブルを利用することで日々の充実度が劇的にアップします。
- 忙しい学生、社会人
- 本を読む事に苦手意識がある
- スキマ時間を有効利用したい
忙しい、時間がない時ほど読書によって心に充実感をもたらす事が重要。
通勤、通学時間が長い人や、家事や子育てが忙しい人などにもオーディブルは向いています。
オーディブルで聴ける本のジャンル
オーディブルで聴ける本のジャンルは多く、漫画や雑誌など絵や写真の多いもの以外は大体聴けます。
- 自己啓発
- ミステリー
- SF・ファンタジー
- ホラー小説
- ビジネス書
- 童話・児童文学
- バラエティ・お笑い
- 子育て本
オススメは最近追加された「本屋大賞特集」のカテゴリ。本屋大賞の受賞作はどれもハズレのないものばかりなので、聴いても読んでもハマれます。
オーディブルの評判
今回、オーディブルに実際登録して使用した人たちの意見をまとめてみました。
良い評判、イマイチな評判のどちらにも僕自身が実際に使用してみて「確かにそうかも」と感じたことがあったので、その辺も交えてお伝えいたします。
良い評判
- 月2冊以上聞けば元が取れる
- 聴ける本のジャンルが豊富
- 読書が効率化され、捗る
- 読書量が格段に増える
- モチベーションが低くても読めてしまう
- ナレーターの声が良いので内容が頭に入りやすい
- 目を使わないため長時間の読書でも目が疲れない
月2冊以上聞けば元が取れる
小説やビジネス書は一冊あたりおよそ1400円〜1600円くらい。
オーディブルの月額は1500円なので、毎月2冊以上の本を聴けば元を取れます。
本のジャンルにもよりますが、大体一冊聞き終えるのにかかる時間は等倍再生でおよそ8時間〜10時間程度。
1冊10時間と仮定して、月に2冊を目標とした場合、大体1日40分程度聴ければOKという計算になります。
通勤や通学時間が片道20分であれば、その時間を充てるだけで月2冊分読書できるということ。
聴ける本のジャンルが豊富
冒頭でお伝えしたとおり、オーディブルで聴ける本のジャンルは小説やビジネス書、子育てやバラエティなど、かなり幅広く網羅されています。
自分の好きなジャンルを心ゆくまで聴き漁っても構いませんし、これまで読んできたことのなかったジャンルを開拓してみるのも面白いかもしれません。
読書が効率化され、捗る
読書の効率化はオーディブル最大のメリットと言えるかもしれません。
イヤホンで本を聴きながら家事や運動、通勤通学の時間を有効活用することが可能となります。
やらなきゃいけない事だけど時間を有効活用しづらいという状況を解消できるのは非常にありがたい。
読書量が格段に増える
上述したように、オーディブルを活用する事でスキマ時間に読書をすることが可能となり、その時間分だけでも純粋に読書量はUP。
日々のルーティンにオーディブルを組み込むことで自動的に読書量が増加し、知識やスキルの向上が期待できます。
モチベーションが低くても読めてしまう
オーディブルはナレーターの朗読により、本の内容が自動的に耳から入ってきます。
このため、「何もやる気が起きない」というような状態の時もイヤホンを耳に挿して再生しておくだけでとりあえず読書に取り掛かることが可能。
この「とりあえず始められる感」が大切
こういう状態の時でも意外と内容は頭に入ってくるもので、聴いているうちにモチベーション自体が上がってくることもしばしばあります。
ナレーターの声が良いので内容が頭に入りやすい
オーディブルはプロのナレーターにより朗読されるため、非常に聞き取りやすいのも良いポイント。
僕がオーディブルに加入して一番初めに聴いたのは「サピエンス全史」だったのですが、その朗読を担当していた和村康市さんの声が非常に渋くて聞き取り易く、難しい内容も集中して聴くことができました。
自分に合ったナレーターだと理解も深まる
目を使わないため長時間の読書でも目が疲れない
ご紹介しているように、オーディブルは耳で読書を行うため目への負担がありません。
長めのウォーキングや遠方へ向かう電車の中など、長時間じっくり読書をしたい時に活用すると非常に捗ります。
目を瞑りながらも聴けるため、寝る前に読書をする習慣がある方にもオススメ。
イマイチな評判
- 月額が高い
- ナレーターの当たり外れが激しい
- 読むのに時間がかかる
- 音量が小さめ
- 文字が欲しい
- 作業しながらの読書は意外と捗らない
- 退会したと思ったら出来ていなかった
月額が高い
忙しくてなかなか聴く時間が取れなかったり、イマイチ自分に合う作品を見つけられず飽きてしまったりすると放置されがちになります。
このような状態で毎月聴く本が1冊以下になるような状態が続くようであれば、月額1,500円が高く感じるようになるかもしれません。
そんな感じで「自分には合わないかもしれない」と思ったら、退会もすぐに行えます。
解約の方法については後半で紹介しています
ナレーターの当たり外れが激しい
先ほどメリットにてナレーターの声について触れましたが、実際のところ作品によって「ナレーターの声が微妙」というレビューもちらほら見かけます。
これは個人的な好みもあるため一概には言えませんが、確かに僕もそう感じる作品を見つけることがあり、頭に入ってきづらいと感じたりします。
オーディブルで読書する事が増えるほど、聞き取りやすい声や頭に入ってきやすい声など自分のこだわり的なものが出てくるような気がします。
そんな感じで、聴きたい本と好みのナレーターさんがマッチしないと作品自体が微妙に思えてきてしまうなんて事が起きてしまうかもしれません。
読むのに時間がかかる
オーディブルは等倍再生なら1冊読み終えるのにだいたい8〜10時間程度掛かります。
Youtubeのように倍速機能はあるのですが、効率を重視するあまり内容が頭に入ってこなければ本末転倒ですよね。
読書週間がそれほど無い人なら等倍再生でも「これくらい時間が掛かるんだな」と思えるかもしれませんが、読書好きで割と読むのも早いという方は普通に読んだ方が効率的だと感じるかもしれません。
目で読むのが早くても、耳で高速再生したものを聴くと内容が頭に入りづらい事がある。
音量が小さめ
これはオーディブル側の収録音声がそもそも小さかったり、再生するデバイス側(主にスマホ)のスピーカーに問題があったりといった原因があります。
僕としてはオーディブル側の収録音声が小さすぎるという作品にはあまり遭遇した事がないのですが、音声が不自然に切り替わるような場面は割とあります。
ナレーターさんが読み間違えたり、不足していた部分を切り貼りしていると思われるような部分ではイントネーションや音質、音量が不自然に聴こえ、「あ、ここやり直したのかな」と結構印象に残ります。
スマホのスピーカーに問題がある場合は外部スピーカーやイヤホンを使用すれば大体解決します。
オーディブルを聴く際はワイヤレスイヤホンとセットで使用するのが非常にオススメ。
文字が欲しい
本の内容を極限まで集中して入れ込みたいと考えた時、耳と目をフル活用して読書したいと思うこともあるでしょう。
現状、オーディブルには字幕機能が備わっていないため上記のように「見る」「聴く」を同時に行うには追加で紙の本もしくは電子書籍を購入し、並行して読むしかありません。
理解度は高まりますが、純粋にコストが掛かります。
Kindle unlimitedとの差別化を図るためにあえて入れていないのかもしれませんが、地味に多くのユーザーが欲しがっている機能ではないでしょうか。
作業しながらの読書は意外と捗らない
この意見もそこそこ見受けられました。
ながら作業の作業内容が頭を使うものだったりするとそちらに意識が持っていかれるため、本の内容が頭に入ってこないんですね。
ジョギングやスピンバイクなど激しい運動を行っている際なども同様です。
ウォーキングやウェイトトレーニングなどゆっくり目の運動時には割としっかり頭に入ってきます。
洗濯や部屋の片付け、掃除など、単調な作業時に絞るなどして使用するのが良いかもしれません。
退会したと思ったら出来ていなかった
どのサブスクにおいてもこの問題はよく起こるのですが、「最初の30日は無料」と謳っている場合、その期間内に退会していなければ31日目からは自動的に登録となります。
初回登録時によくあるのがこの退会問題。
このオーディブルも同様で、期間内に退会しなければ会員登録とみなされ、無料体験時に登録したクレジットカードから自動的に引き落とされる事となります。
アプリを削除するだけでは退会したことになりません。
「最初の10日だけ試してみたけど飽きてしまったので放置」
というような状態とならないよう、注意しましょう。
無料体験、退会の方法
初回は30日間無料
オーディブルは初回の30日間は無料で体験する事が可能となっています。
定期的に無料期間が2ヶ月となるキャンペーンも開催されたりしているため、下記リンク先で一度確認してみてください。
リンク先の上部に「無料体験を試す」ボタンがあります。
バナーの中と外に同じようなボタンがありますが、どちらを選択しても構いません。
上記リンクの先にもオーディブルの紹介ページがあり、こちらも先ほどと同様「無料体験を試す」ボタンがあるため、押下します。
アプリストアから「Audible」のアプリをダウンロードして開きます。
ホーム画面に新着やオススメの本が表示されるため、あとは好きなものを選んで再生するだけです。
解約の方法
次に解約の方法についてお伝えいたします。
スマホの場合はAmazonのアプリではなく、ブラウザからログインして退会手続きを行ってください。
ログイン後、トップページからオーディブルを開きます。
ここではトップページ左上のメニューバーから進む方法を示していますが、オーディブルのページにさえ入れればどこから進んでも構いません。
右上のメニューから「〇〇さん(登録名)こんにちは!」の文字を選択し、その中に表示されるアカウントサービスをタップします。
「退会手続きへ」→「このまま退会手続きを行う」の順に選択します。
退会する理由をどれか一つ選択し、「次へ」を選択
最後にもう一度「退会手続きを完了する」を選択すると、オーディブルの退会手続きが完了します。
この後にも再度登録を勧める案内ページが表示されますが、必要ないと感じたらこの時点でページを閉じて構いません。
オーディブルについてのQ&A
- オーディブルを退会するとライブラリー内のタイトルはどうなる?
-
最後の月額請求から1ヶ月後に会員資格が失効し、ライブラリー内のタイトル横に「利用不可」と表示されるようになります。
- Amazonにある全ての本が聴き放題になる?
-
全ての本が聴き放題にはなりません。オーディブルの対象作品であれば、対象作品のページに「オーディブルで聴く」というアイコンが表示されます。
- 聴き放題対象タイトルと対象外タイトルの違いは?
-
聴き放題の対象タイトルはアプリから「ライブラリー追加」すれば直ちに聴く事ができます。対象外のタイトルは非会員価格から30%オフで購入する事が可能です。
まとめ
以上、今回はAmazonが提供する書籍の音声配信サービス「オーディブル」の評判や実際に使い続けた感想についてお伝えいたしました。
良い評判 | イマイチな評判 |
---|---|
月2冊以上聴けば元が取れる 聴ける本のジャンルが豊富 読書が効率化され、捗る 読書量が格段に増える モチベーションが低くても読める ナレーターの声が良い 目を使わないため長時間読書できる | 月額料金が高く感じる ナレーターの当たりハズレがある 読むのに時間が掛かる 音量が小さめ 字幕が無い 作業しながらは頭に入らない 体験終了時、自動的に退会にならない |
忙しくて時間が確保できない方もながら作業で読書ができるオーディブルは非常におすすめ。
気になった方は是非一度チェックしてみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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