QOLを上げる王道Amazonデバイス4選
最近、Amazonから販売されているメディアストリーミングプレイヤー「Fire TV cube」を購入しました。新世代モデル(3代目)だけあって音声認識機能が高く、快適な毎日を過ごしております。
Amazonデバイスに関しては以前よりちょくちょく購入しており、コスパの高いものが多いため我が家ではApple製品と並んで生活の一部として溶け込んでいます。
今回はそんなAmazonデバイスの中でも特に人気の高い王道4選製品についてご紹介いたします。実際に僕が使用しているものもあるため、購入を検討している方は是非一度ご覧ください。
Fire TVシリーズ
テレビにHDMIケーブルを挿すだけで映画やドラマを楽しめるメディアストリーミングプレーヤー。
このシリーズが出たばかりの頃は起動時やチャンネル操作時などのもっさり感がかなり気になるレベルだったのですが、最新のモデルでは改善され、かなりサクサク動作するようになりました。
Wi-Fi6にも対応しており、再生中にカクつくこともありません。更に速度を上げたい場合、イーサネットアダプタを利用することにより有線LANによる接続も可能。「ネットは断然有線派!」という方にはそちらもオススメです。
Fire TV StickはテレビのHDMI端子に接続することですぐに使用できるようになりますが、端子が向いている方向によっては壁などに干渉する場合があります。その際は付属の延長ケーブルを使用しましょう。
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Fire TVシリーズの特徴
快適で操作しやすいUI
Fire TV というよりはAmazonプライムの話になりますが、起動時のホーム画面はどこに何があるかが一目でわかりやすく、満足度の高い操作性となっています。
チャンネル選択時のタイムラグも非常に小さく、ストレスを感じる事もありません。
軽量で使いやすいリモコン
Fire TVシリーズのリモコンは縦長で丸みを帯びた握りやすいデザインとなっており、老若男女問わず使いやすい形状になっています。
リモコンの形状自体はどのモデルでもほぼ同一で、ボタンの数に多少違いがある程度。
音声操作も可能
リモコンにはマイクボタンが付いており、これを押しながら「アレクサ、〇〇して」と音声入力する事も可能となっています。
音声入力の例
- 「アレクサ、テレビを付けて」
- 「アレクサ、音量を上げて」
- 「アレクサ、30秒スキップして」
上位モデルの「Fire TV Cube」では、これらの音声入力をリモコンを用いないハンズフリー操作で行うことも可能。「アレクサ」と呼びかければ待機状態となるため、両手が塞がっている場合も困りません。
FireTVシリーズの種類
Fire TVシリーズには現在3つのラインナップが展開されています。
- Fire TV Stick
- Fire TV Stick 4K Max
- Fire TV Cube
スティックタイプを比較すると、上位モデルとエントリーモデルの差額は2,000円程。簡単に違いを説明すれば、「4K Max」はより綺麗な映像を早い通信速度でストリーミング再生する事が可能となっています。
見た目はほとんど同じ
項目 | Fire TV Stick | Fire TV Stick 4K Max | Fire TV Cube |
---|---|---|---|
Bluetoothヘッドホン | 対応 | 対応 | 対応 |
スマートホームカメラのピクチャインピクチャ表示 | 非対応 | 対応 | 対応 |
ハンズフリー操作 | 非対応 | 非対応 | 対応 |
Wi-Fi | Wi-Fi5 | Wi-Fi6 | Wi-Fi 6 + イーサネットポート内蔵 |
映像 | 最大1080p (HD)、HDR、HDR10+、HLG | 4K Ultra HD、HDR、HDR10、Dolby Vision、HLG、HDR10+ | 4K Ultra HD、HDR、HDR10、Dolby Vision、HLG、HDR10+ |
オーディオ | Dolby Atmos | Dolby Atmos | Dolby Atmos |
ストレージ | 8GB | 8GB | 16GB |
メモリ | 1GB | 2GB | 2GB |
プロセッサ | クアッドコア 1.7GHz、GPU650MHz | クアッドコア 1.8GHz、GPU750MHz | オクタコア 4 x 2.2GHz + 4 x 2.0GHz、GPU800MHz |
価格 | 4980円 | 6980円 | 19,980円 |
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Fire TV Stickであっても動作自体は快適に行えるので、普段それほどガッツリ使用しないのであればこちらで十分満足できます。
一方、毎日必ず映画やドラマを観たり、通信速度は少しでも早くしたいという方は4K MaxやFireTV cubeの方が満足出来るかもしれません。
Kindle paperシリーズ
「読書」に超絶特化した電子書籍閲覧用デバイス。視認性の良さと圧倒的バッテリーが最大の特徴で、一度のフル充電で最大10週間も使い続ける事が可能となっています。
僕は7代目のKindle paperをかれこれ5年以上は使用していますが、一向に壊れる気配がありません。
使用感はこちらをチェック
Kindleシリーズの特徴
「E Ink」による紙さながらの視認性
現在世界中ほとんどの電気書籍端末はこの”E-Ink”技術が採用されており、紙に印字された文字と同じような感覚で電子書籍を読む事が可能となっています。スマホやタブレットで電子書籍を読む場合、太陽光や蛍光灯の光を液晶画面が反射することにより視認性が下がる事があるほか、ブルーライトを発しているため夜の読書には向いていません。
一方、Kindle Paperは太陽や蛍光灯の下でも紙の本同様に読める(むしろ視認性が上がる)ほか、ブルーライトを発することもなく、夜に読書をする場合でも脳への負荷を劇的に軽減する事ができます。
夜間にブルーライトを浴びると不眠や鬱などの悪影響がでるよ
脅威のバッテリー
冒頭にて挙げたとおり、1度フル充電すればで10週間以上電源が持続します。小まめにケーブルを抜き差しする手間が減るほか、電車や飛行機等で長時間移動する際にも安心して本を読む事ができます。
長期の出張や旅行などでも充電器なしで持ち歩けてしまいます。
現在愛用している7代目Kindle paperは5年以上使用しているので多少バッテリーも低下しているものと思われますが、それでも未だに4〜5週間は余裕で持ちます。普段使いにはこれでも十分すぎる体力。
Kindleシリーズの種類
Kindleシリーズには現在5つのラインナップが存在しています。
- Kindle
- Kindle Paperwhite
- Kindle Paperwhite シグニチャーエディション
- Kindle Oasis
- Kindle Scribe
個人的には必要最低限の機能が備わっている「Kindle Paperwhite」が良コスパな気がしますが、ワイヤレス充電に魅力を感じる場合はシグニチャーエディションに手を出してみるのもアリかもしれません。
oasisはボタン操作によるページめくり機能が非常に便利だと評判なのですが、下位機種に比べ1万円以上の価格差がある上、充電端子がmicro USBな点も少し残念なところ。
最上位機種のKindle Scribe(スクライブ)はまだ発売されていませんが、待望の手書き機能が搭載されるようです。
僕自身、最近iPad mini6+Apple pencil2の組み合わせによりすっかり手書きデバイスマニアになりつつあるので、評判がどうなるか楽しみなところ。
項目 | Kindle | Kindle Paperwhite | Kindle Paperwhite シグニチャー エディション | Kindle Oasis | Kindle Scribe |
---|---|---|---|---|---|
本体サイズ | 157.8 mm x 108.6 mm x 8.0 mm | 174 mm x 125 mm x 8.1 mm | 174 mm x 125 mm x 8.1 mm | 159 mm x 141 mm x 3.4-8.4 mm | 196 mm x 230 mm x 5.8 mm |
ディスプレイ | 6インチ反射抑制スクリーン | 6.8インチ反射抑制スクリーン | 6.8インチ反射抑制スクリーン | 7インチ反射抑制スクリーン | 10.2インチ反射抑制スクリーン |
容量 | 16GB | 8GB/16GB | 32GB | 8GB/32GB | 16GB/32GB/64GB |
解像度 | 300ppi | 300ppi | 300ppi | 300ppi | 300ppi |
フロントライト | LED 4個 | LED 17個 | LED 17個 | LED 25個 | LED 35個 |
ワイヤレス充電 | 非対応 | 非対応 | 対応 | 非対応 | 非対応 |
充電ケーブル | USB-C | USB-C | USB-C | micro USB | USB-C |
手書き入力 | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 対応 |
フラットベゼル | |||||
防水機能 | |||||
色調調節ライト | |||||
明るさ自動調節機能 | |||||
自動画面回転機能 | |||||
ページ送りボタン | |||||
価格 | 10,980円〜 | 14,980円〜 | 19,980円〜 | 29,980円〜 | 47,980円〜 |
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Echoシリーズ
家族との情報共有やスケジュール管理、動画再生などがハンズフリーで行えるスマートディスプレイ。ビンゴの景品として、たまたま手に入れたのですが、使ってみると想像以上に良いものでした。
朝起きて「アレクサ、ニュースを再生」と発してから洗顔、歯磨きを行うのが日課になりつつあります。
Echoシリーズの特徴
何かと便利なハンズフリー操作
echo showシリーズでは日常の些細な作業にフォーカスして手助けしてくれます。代表的なものとして、
- アラーム、タイマー
- スケジュール確認
- ニュースの再生
- ビデオ通話
- 動画や音楽のストリーミング再生
- フォトフレーム
などの機能を搭載しており、音声によるハンズフリー操作も可能。マイク感度も良く、多少滑舌が悪くなってもしっかり聞き取ってくれます。
アレクサ、今日の天気は?
アレクサ、〇〇のレシピを教えて
アレクサ、タイマーを〇〇分で設定して
など、日常の些細ながらも微妙に面倒な動作を優しく手助けしてくれるのが非常に便利。
- 洗い物中
- 朝の支度でバタバタしている時
- 子供の世話をしている時
といった両手が塞がっているような時のハンズフリー操作は非常に助かります。
また、一息ついている時やワークアウトを行っている時など、思い立った時に音楽を再生するといった使い方もオススメ。すぐにモチベーションを上げられます。
詳細な使用感はこちらをチェック
自宅への連絡が便利
スマホや他のecho端末を使用した通信機能もなかなか便利で、端末同士を登録していれば離れた場所に住んでいる家族とも気軽に会話する事ができます。僕がよく行うのは、Alexaアプリをスマホに入れておき、自宅のecho宛にメッセージを送信するという使い方。
自宅の家族へすぐに確認したい事がある時などは、スマホへメッセージを送っても気づかれない事がよくあるのですが、Alexaは受信したメッセージを読み上げてくれるので、たいてい気づいてもらえます。
Echo showの種類
Echo showシリーズでは現在4つのラインナップが展開されています。
キッチンやベットサイドなどにはコンパクトな「Echo Show 5」を、家族の集まるリビングには「Echo Show 15」を設置というような使い分けをするのもアリですね。
- Echo Show 5
- Echo Show 8
- Echo Show 10
- Echo Show 15
Echo Show 5 | Echo Show 8 | Echo Show 10 | Echo Show 15 | |
---|---|---|---|---|
サイズ | 幅148mm x 高さ86mm x 奥行73mm | 幅200mm x 高さ130mm x 奥行99mm | 幅251mm x 高さ230mm x 奥行172mm | 幅402mm x 高さ252mm x 奥行35mm |
ディスプレイ | 5.5インチ 解像度 960 x 480 | 8.0インチ 解像度 1280 x 800 自動色彩調整機能 | 10.1インチ 解像度 1280 x 800 自動色彩調整機能 | 15.6インチ 解像度 1980 x 1080 |
Alexa | 内蔵 | 内蔵 | 内蔵 | 内蔵 |
スピーカー | 1.6インチ x 1 | 2.0インチ x 2 | 1.0インチツイーター x 2、3.0インチウーファー | 1.6インチ x 2 |
カメラ | 2MP | 13 MP 自動フレーミング機能 | 13 MP 自動フレーミング機能 | 5MP |
音楽ストリーミングサービス | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
音声・ビデオ通話 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
壁掛け | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 対応 |
取付の向き | 横向き | 横向き | 横向き | 横向き/縦向き |
価格 | 8,980円 | 14,980円 | 29,980円 | 29,980円 |
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このほか、別途対応機器を購入することで家電やリモコンの操作を行うことも可能となります。
Fire HDシリーズ
Fire HDシリーズの特徴
1万円台で購入できるタブレットでありながら、高画質かつ8インチ以上の大画面で動画視聴、漫画などを十分に楽しめるスペックを兼ね備えた良コスパタブレットです。
現在Apple Storeで購入できる無印iPadが10.2インチサイズで49,800円なので、かなりお手頃と言えるでしょう。
iPadとの比較
価格面で非常に良心的なFireTVシリーズですが、iPadとの差別化を図るとすれば2点挙げられます。
- アウトプット作業
- Apple機器との連携
アウトプット作業の性能差
FireTVは動画視聴や読書などのインプット的動作については問題無いのですが、イラストやメモなど手書き入力を伴うアウトプット的な動作はあまり得意と言えません。
僕は普段「iPad mini」+「Apple Pencil2」を愛用しており、タスク管理やアイデア出し等はGoodNotes 5というアプリを使用して手書きで行っています。
Apple機器との連携
iPadは画像やテキストデータの転送など、iPhoneやMacBookとの連携が非常にスムーズに行えます。
普段使用しているAppleデバイスが多ければ多いほどその恩恵は大きなものとなるため、僕のようなApple信者であれば多少価格が張ったとしてもこちらを選んだ方が捗る機会は多いかもしれません。
Fire タブレットシリーズの種類
Fireタブレットには現在5種類のラインナップが用意されています。
ナンバリング部分がインチ数を表しており、数字が大きくなるほど価格もスペックも高くなっています。とはいえ、一番大きな10.1インチサイズでも2万円弱から購入できるのはかなり高いコスパだと言えますね。
- Fire 7
- Fire HD 8
- Fire HD 8 Plus
- Fire HD 10
- Fire HD 10 Plus
Fire 7 | Fire HD 8 | Fire HD 8 Plus | Fire HD 10 | Fire HD 10 Plus | |
---|---|---|---|---|---|
ディスプレイ | 7インチ | 8インチ HD | 8インチ HD | 10.1インチ 1080P フルHD | 10.1インチ 1080P フルHD |
解像度 | 1024 x 600 (171ppi) | 1280 x 800 (189ppi) | 1280 x 800 (189ppi) | 1920 x 1200 (224ppi) | 1920 x 1200 (224ppi) |
重量 | 282グラム | 337グラム | 342グラム | 465グラム | 468グラム |
RAM | 2GB | 2GB | 3GB | 3GB | 4GB |
CPU | 2.0GHz 4コア | 2.0GHz 6コア | 2.0GHz 6コア | 2.0GHz 8コア | 2.0GHz 8コア |
容量 | 16GB | 32/64GB | 32/64GB | 32/64GB | 32/64GB |
バッテリー | 最大10時間 | 最大13時間 | 最大13時間 | 最大12時間 | 最大12時間 |
充電時間 | 約4時間 | 約5時間 | 約3時間 | 約4時間 | 約4時間 |
カメラ | 2メガピクセルフロントカメラ、リアカメラ | 2メガピクセルフロントカメラ、リアカメラ | 2メガピクセルフロントカメラ、5メガピクセルリアカメラ | 2メガピクセルフロントカメラ、5メガピクセルリアカメラ | 2メガピクセルフロントカメラ、5メガピクセルリアカメラ |
ポート | USB-C (2.0) | USB-C (2.0) | USB-C (2.0) | USB-C (2.0) | USB-C (2.0) |
showモード | 非対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
ワイヤレス充電 | 非対応 | 非対応 | 対応 | 非対応 | 対応 |
価格 | 6,980円〜 | 11,980円〜 | 13,980円〜 | 15,980円〜 | 18,980円〜 |
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まとめ
以上、今回はQOLを向上してくれる王道Amazonデバイス4選についてご紹介いたしまいた。
あなたはいくつ所有していましたか?Amazonデバイスは余計な機能を省いてコスパ良く作られているものばかりなので、気になった方は是非一度お試しください。
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