HHKBの使用感を極限まで高めたいなら「ウッドパームレスト」がマストバイな理由
HHKB購入当初は「打鍵感すごい。最高、キモチイイ」と、手放しに大喜びしてスコスコとタイピングを楽しんでいたのですが、数週間使用しつづければある程度慣れてくるものです。
そんな折、微妙に手首に違和感のようなものを覚えました。
違和感というよりは普通に疲労感なのですが、「G913」を使用していた頃よりその疲労感がやってくるのが早い事に気づいたのです。
安くない買い物だったにも関わらず手に合わないキーボードだったのだろうかと一瞬落ち込んだものの、どうにか解決する手段はないものかと思案していました。そんな中タイピング時の手の状態を観察すると、想像以上に手首が反っている事に気がついたのです。
原因はこれだろうと思い立ち、すぐさまamazonでパームレストを購入し試してみる事に。
結果的に思った以上の効果があり、数時間程度のタイピングではほとんど疲労を感じることが無くなりました。
今回は、幾度となく試行錯誤する事で気づいた「ウッドパームレスト」の必要性についてご紹介します。タイピング時の疲労に悩まされている方は是非一度チェックしてみてください。
パームレストとは
パームレストとは、タイピング時の手首の角度を調整するためのものです。
キートップの位置が高いキーボードであっても、パームレストを使用する事で手首をフラットな位置まで持ってくることが可能となります。
パームレストの必要性
快適なタイピングには必須
HHKBは最高の打鍵感を有する高性能キーボードなのですが、その性能を発揮するため筐体が厚めに設計されています。
このため、一般的なワイヤレスキーボードやノートPCと比較して、キートップが高い位置となります。
パームレストがない状態でもタイピングすることは可能ですが、手首の角度が結構上向きになるので、長時間使用すると疲労が蓄積されやすくなったりします。
パームレストを使用することで、筐体の厚いHHKBでのタイピングを更に快適に行うことが可能となるのです。
取り回しの悪さはネックだが
家の外で頻繁にキーボードを持ち出す機会がある方にはパームレストはかさばるので煩わしく感じるかもしれません。
現在僕のメインPCは「M1MacBook」なのですが、
在宅時→クラムシェルモード+HHKB+パームレスト
外出先→MacBookのキーボード
というように使い分けています。ある程度役割をはっきりさせた方が出かける時に悩む事もありません。
素材の違い
パームレストの素材は大まかに分けると「ウレタン素材」と「ウッド素材」の2種類存在します。
僕はどちらも購入して試したのですが、最終的に「ウッド」素材のパームレストに落ち着きました。
ウッド素材
その名のとおり木で作られたパームレスト。
固い質感と温かみのある色合いが特徴。使用時に手が沈み込まないので、夏場の使用時でも蒸れることがない。冬場は最初多少冷んやりするものの、使用するにつれ手首の熱が木に伝わり優しい暖かさに変わる。
ある程度クッション性を求める方には不向き。
ウレタン素材
肌触りの柔らかいウレタン素材で作られたパームレスト。柔らかい肌触りや沈み込むような質感が好みの方にはこちらがおすすめ。
着色がし易いためカラーバリエーションも豊富。
決して悪い使い心地ではないものの、使用中のしっとり感が手に合わなかった。
ウッドパームレストを選んだ理由
木の質感
これまでウレタン素材、ウッド素材どちらも試してきたのですが、最終的には「ウッド素材」に落ち着きました。
大きな理由としては「程よい硬さ」「机とマッチした色合い」の2点が挙げられます。
ウレタン特有の手首にフィットする質感も良かったのですが、個人的には木のスベスベ感や安定感のある硬さでタイピングする方が捗るような気がしています。
ウォルナットの色味
僕が購入したウッドパームレストの色は「ダークウォルナット」なのですが、色、質感共に現在使用している作業用デスクと非常によくマッチしています。
落ち着いた色味で飽きることがなく、デスク上に馴染んでくれています。
まとめ
キーボードを使用するたびにわざわざパームレストも携行するのは取り回しが悪く、最初は煩わしく感じるかもしれません。
ただ、HHKBを使用する場合においてはタイピング感の向上や疲労の軽減など、多くのメリットを享受できます。
長く使用するほど愛着も湧き、机に向かう度に気分が上がるのが実感できる事でしょう。
現在HHKBを使用している方、これからHHKBの購入を検討している方は是非一度このパームレストを検討してみてください。一段上のタイピング環境をもたらしてくれますよ。
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