「アンカーリンクス」レビュー。一眼レフカメラの手持ち撮影を快適にする着脱式アダプター
- カメラとストラップの着脱が簡単になるアンカーリンクスとは?
- アンカーリンクスを実際に使用した感想
- アンカーリンクスはどんな人にオススメ?
普段一眼レフカメラを手に持って歩く時には首や肩にストラップをかけているのですが、ローアングルで撮影したり被写体に極限まで近づきたかったりする場面が結構あります。
そんな時、ストラップをかけた状態だと動きに制限が出てしまうため外した状態で撮影するわけですが、紐部分がブラブラするのが気になっておりました。
そんな中発見したアイテムが、今回ご紹介する「アンカーリンクス」です。
このアンカーリンクスはカメラとストラップの間に取り付けるアダプタのようなもので、これを使用する事でストラップの着脱が非常に簡単になります。
撮影時はカメラだけを手に持って色んなアングルで撮影したいという肩には非常にオススメ。
本記事では、そんな「cobbyアンカーリンクス」の魅力を詳しくご紹介いたします。
気になった方は是非最後までご覧ください。
cobby アンカーリンクスの仕様
重さとサイズ
アンカーリンクスの重さは約10g、サイズは9cmです。
コンパクトながらもしっかりとした作りで、カメラに取り付けても違和感を感じません。
紐部分には銅線が織り込まれており、見た目以上の耐久性を備えています。
耐荷重
耐荷重は約90kgあるため、大きなカメラにも安心して取り付けられます。
現在は富士フイルムのX-S10にこの「アンカーリンクス」+「カメラロープ」というスタイルで使用。
確かに強度はかなり高く、安心してカメラを持ち出す事ができます。
cobby アンカーリンクスの特徴
リングを利用した着脱
アンカーリンクスには楕円状のリングが付いており、カメラ以外にも双眼鏡やドローンなどストラップがつけられるものであればほぼ全て取り付け可能。
一時期スマホにカラビナをつけてぶら下げている人を見かける事がありましたが、あんな感じの使い方をしてみても面白いかもしれませんね。
取り外した後のストラップ部分も邪魔にならず、取り付けた機器の使用感を損ないません。
耐荷重と耐摩耗性の高さ
紐の部分には鋼線が織り込まれており、製品の耐荷重と耐摩耗性が向上しています。
長時間の使用や頻繁に着脱するような場合についてもしっかり対策されていますね。
価格も2,000円以下なので買い替え安いですが、毎日使用してもかなりの年数は耐えてくれそうです。
着脱を行うプラスチック部分には、耐衝撃性が高いPA66素材を使用。
万が一落下等で強い衝撃を受けても壊れにくくなっています。
耐久性の高そうな板バネ
リング部分に備えられた板バネの材質には、抗張力が高いマンガン鋼を使用。
アンカー部分をしっかりと固定でき、機材の落下防止につながります。
取り付け時には「カチッ」という音が鳴るため、着脱の確認もしやすくなっています。
アンカーリンクスが取り付けられる機器は?
アンカーリンクスは幅が18mm以下のストラップ用ホールさえあれば、どんな機器にも取り付ける事ができます。
ストラップホール自体は現在発売されている一眼レフカメラであればほぼ全てに備わっているはずなので、選択肢はかなり広いと思われます。
こういった汎用性の高さも魅力の一つですね。
cobby アンカーリンクスを使用した感想
使い勝手の良さ
実際にアンカーリンクスを使ってみて、想像以上に着脱が簡単で驚きました。
カメラをぶら下げている状態でいざ取り外したいとなった時、アダプタ部分を親指で押し込んでスライドするだけでスッとストラップから外す事ができてしまいます。
ストラップを外した状態のカメラはアンカーリンクスのアダプタが両サイドにぶら下がっているような状態になりますが、特に撮影の支障になるようなことはありません。
取り外しは非常に簡単なのですが、決して「外れやすい」というわけではなく、アダプタを外す際にはある程度力を込めて押し込む必要があります。
そのため、不用意に外れてカメラを傷つけてしまうような心配はありません。
質感と耐久性
前述したように、アンカーリンクスには紐部分に鋼線が織り込まれているため、耐荷重と耐摩耗性が非常に高い作りとなっています。
近くで観察してみても、確かにちょっとやそっとじゃ壊れなさそうな印象。
リング取り付け部分の板バネには鋼特有のマットな質感があり、ここからも耐久性の高さが伺えます。
ネックストラップ側にあるアダプターとの接続部分はプラスチック素材なので多少頼りなさげにも見えますが、この部分も強化プラスチックを使用しているようです。
耐荷重は90kgあるようですが、試しに強く引っ張ってみた感じから推測すると、おそらくネックストラップ側のリングが先に破損しそうですね。
取り付けも簡単
どんな素材のストラップでも、幅が18mm以下であればカメラに簡単に接続できたのもポイントでした。 自分の好みやシチュエーションに合わせたストラップを自由に選べるのは、大変便利でした。
18mm以下のストラップホールさえあれば取り付けられるため、私が現在メインで使用している「X-S10」にもすぐにつけられました。
X-S10のストラップホールの直径は割と小さめですが、アダプター側のストラップを指でグッとつまんで先を尖らせる事でスムーズに通す事ができました。針に糸を通すような感覚ですね。
それよりも、カメラ側に最初から付けられていた三角形のリングを外すのにめちゃくちゃ苦労しました。
まとめ
以上、今回は簡単に着脱できて高耐久な「アンカーリンクス」の使用感についてお伝えいたしました。
- 使い勝手の良さ: 楕円リングがついているため、ストラップがつけられるほぼ全ての機材に対応します。
- 耐荷重と耐摩耗性: 鋼線が追加された紐部分により、製品の耐荷重と耐摩耗性が一層UPしました。
- 高品質な素材: 衝撃に強いPA66素材と抗張力が高いマンガン鋼の板バネを使用しています。
- 幅の対応力: 幅18mm以下のストラップに対応しています。
- 互換性: 既存のアンカーリンクスとの互換性を確保しています。
cobbyアンカーリンクスは、着脱が容易になる使い勝手の良さと高品質な素材が特徴的なカメラアクセサリーです。
多様な機材に対応する楕円リングが装備されており、カメラや双眼鏡、ドローンなど、ストラップがつけられるほぼ全ての製品に対応。
紐部分には銅線が織り込まれており、非常に高い耐荷重と耐摩耗性を有しています。
これらの特徴は、普段ストラップを首や肩から外してカメラ撮影をする事が多い方にとっては非常に捗るポイントになるはずです。
気になった方は是非一度チェックしてみてください。
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